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東名あおり事故 危険運転男の“うそ”はどう暴かれたのか

一家に「殺されたいのか」とすごんだ石橋被告

 有罪か、無罪か――。「あおり運転」によって夫婦を死亡させた石橋和歩被告(26)の公判が12月3日から始まり、検察側と弁護側の熾烈な法廷バトルが展開されている。

 石橋は昨年6月5日、神奈川県の東名高速で萩山友香さん(当時39)運転のワゴン車の前に繰り返し割り込んで停車させ、大型トラックが追突する事故を誘発。友香さんと夫の嘉久さん(同45)を死亡させ、娘2人にけがを負わせた。

「初公判に臨んだ石橋は短髪に眼鏡をかけ、上下黒のジャージ姿。認否の場面では被害者の夫につかみかかった際の細部にやたらとこだわり、『胸ぐらではなく、左腕……』などとつぶやくように述べていた。弁護側は『車が停止後の事故に、危険運転致死傷罪は適用できない』と無罪を主張しました」(司法記者)

 だが、検察側は「危険運転」を立証するため、状況証拠を詳細に集めて突きつけた。

事故直後の萩山さん一家が乗っていた車 ©共同通信社