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Google新スマホ「Pixel 3」 1ヶ月使って分かった「iPhoneとは違う」3つのポイント

驚きの「夜景モード」とは

2018/12/14

 Googleから最新のスマートフォン「Pixel 3」が、大画面版「Pixel 3 XL」とともに発売されました。Google純正のスマートフォンが日本で発売されるのは久しぶりのことで、最新のAndroid 9や、カメラを使ってテキスト情報を読み取る「Googleレンズ」など、今後のスタンダードになるであろうOSや機能がふんだんに詰め込まれた1台です。

 https://store.google.com/jp/product/pixel_3

iPhoneに比べて価格的メリットあり

 スマートフォンと言えば日本ではiPhoneが圧倒的な人気を誇りますが、この「Pixel 3」はiPhoneの上位機種に匹敵するハイエンドな設計で、Androidを好むユーザはもちろん、OSを問わず高性能なスマートフォンを求めるユーザにも適しています。税込95,000円からとなかなかのお値段ですが、ライバルであるiPhone XSは10万円を軽く超えており、価格的にもメリットはあります。

 基本性能の高さにフォーカスした端末だけあって、後述するカメラ機能を除いてはわかりやすい独自機能がなく、ある意味で販売店泣かせの端末であるこの「Pixel 3」ですが、それでも実機をしばらく使っていると、いろいろな特徴が見えてきます。今回は、「Pixel 3」をおよそ1ヶ月使って分かった、筆者なりの3つのおススメポイントを紹介します。

Googleの新スマホ「Pixel 3」。女性の手にもフィットするスリムなボディが特徴。指紋認証センサーは背面に配置されている

(1)なんといってもカメラがスゴい!

 Pixel 3を語る上で避けて通れないのが、カメラ機能の秀逸さです。すでに世に出ている本製品の評価記事を見ても、カメラ機能に触れていないものはひとつもないほど、本製品の突出した特徴になっています。

 iPhoneの新モデル「iPhone XS」「iPhone XS Max」も、デュアルカメラにより撮影後に背景をぼかせる機能が話題になりましたが、このPixel 3に搭載されているカメラは、シングルレンズながら同等の加工が施せるほか、人工知能の搭載により、従来のスマートフォンのカメラとは一線を画する写真が楽しめます。

 他のスマホともっとも顕著な差が出るのが、夜景の撮影です。発売後のアップデートで追加された「夜景モード」を使えば、明かりがほとんどない場所であっても、フラッシュなど一切使うことなく、まるで昼間のような写真を撮ることができます。ソフトウェアで強制的に明るくした場合にみられるノイズもなく、隅々までリアルに描写されているので驚きです。

 またこの夜景モードへの切り替えも、必要と判断された時にポップアップが表示されるなど、使いやすく工夫されています。ものぐさな筆者は、カメラの撮影モードはつねに「オート」で使っているのですが、本製品の仕組みであれば面倒さはまったく感じません。解像度も高いことに加えて色の再現性も高いため、オールラウンドで使えるカメラ機能重視のスマホを探している人には、間違いなくおススメできます。

夜の道なりを、本製品の「夜景モード」(左)と、iPhone SE(右)とで撮り比べたもの(サイズ以外は無加工)。この写真だけが突出して違いが出ているわけではなく、つねにこの程度の差が出ます。一昔前のスマホからの買い替えには最適
夕方の空を、本製品の「夜景モード」(左)と、iPhoneSE(右)とで撮り比べたもの(サイズ以外は無加工)。わずかな光量が増幅され、手前の木々がライトアップされたような効果を生み出している