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厳しいクレームの中味は? ドラマ「ちょうどいいブス」タイトル変更の舞台裏

「放送3週間前になって、ドラマのタイトルが変更になるなんて前代未聞です。しかも、その原因は、タイトルや内容についてテレビ局に抗議電話が相次いだからだというのです」

 そう話すのは、大阪の準キー局、読売テレビの制作関係者だ。

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 12月21日、日テレ系新ドラマ『ちょうどいいブスのススメ』のタイトルが『人生が楽しくなる幸せの法則』へと変更されることが発表された。2019年1月スタートの同ドラマの放送が決まったのは18年11月のことだった。

「お笑いコンビ『相席スタート』の山﨑ケイのエッセイ『ちょうどいいブスのススメ』が原作です。11月のドラマ化発表の際には、著書のタイトルがそのまま使われていた。ところが、12月5日に女優・夏菜(29)などのキャストが発表された後、ネットで大炎上。また抗議電話が読売テレビに殺到しました」(読売テレビ関係者)

「相席スタート」山﨑ケイは早大出身

「週刊文春」は、読売テレビに寄せられたクレームについての内部資料を入手。資料によれば、12月6日からの3日間で129件の抗議や要望が寄せられたという。

〈かなりの女性蔑視にあたると思われます。なぜ、こんなドラマを放送しようと思ったのでしょうか〉

〈『ブス』という言葉は今の時代よくないと思います〉

〈時代錯誤もええとこすぎるやろ〉

〈即刻放送中止を求めます。(中略)制作者の皆様が伝えたいメッセージは何でしょうか〉

 別の読売テレビ関係者が語る。

「抗議への対応策として、まず『人生が楽しくなる幸せの法則』というサブタイトルが突然付けられました。また公式HPも修正。『目指せ!! ちょうどいいブス!』というキャッチコピーだけでなく『ブス』という文言をいくつも削除した。結局、社長を含め上層部が『イッテQ!』のように騒動になることを恐れ、タイトル変更を決めたのです」

 読売テレビは次のように回答した。