昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

この眉毛はありえない……「おもしろい模様の犬と猫」大集合!

糸井重里さんと清水ミチコさんが、犬猫SNSアプリ「ドコノコ」で発見!

「ほぼ日」の犬猫SNSアプリ「ドコノコ」。投稿された“うちのコ”たちの写真を見ていると、「どうしてそんな模様に?」と思わず笑ってしまうユニークなコをしばしば発見します。「週刊文春WOMAN」で、そんなおもしろ模様を大募集したところ1810通もの応募が! 審査員に糸井重里さん、清水ミチコさんのお二人を迎え、選考を終えた感想を伺いました。

◆ ◆ ◆

「ハートの模様は実はそんなに珍しくない」

糸井 おもしろい模様のコを募集するって企画がよかったね。

清水 うん、楽しかった。「ハートの模様は実はそんなに珍しくない」ってわかったし(笑)。

ワンコ大賞 こはるちゃん(富山県・1歳メス)
〈糸井〉この作為のなさが心を打ちますね。しかも片眉っていうのがいい。「こっちの眉は剃ったの?」って訊かれてそう(笑)。このコのシンプルな特徴をよく表している写真だと思います。
〈清水〉最近「地味ハロウィン」というのが流行ったけど、そんな感じだよね(笑)。上品だし、耳も片方だけちょこっと模様があって、そこもおしゃれでかわいい。

糸井 うちの犬のブイコも座るとハートが出るよ。

清水 頭の上にもかわいいボタンがありますよね。

糸井 そうそう、あれは「やる気スイッチ」って呼ばれてて、ブイヨンにも同じような模様があったんだよ。

清水 本人は自分がどんな模様か知らないんだから、切ない(笑)。

糸井 犬猫同士は、あなたおしゃれね~って言ってるかもしれないけど(笑)。でも、模様でもなんでも、そのコのいいところを見つけるっていうのはいいことだよ。清水さんの家には猫が2匹いるんでしょ?

清水 うん。うちのはだいぶ毛並みに年齢が出てきたかな。上のコのアケビが12歳くらいで、下のコのチビが7歳くらい。

清水家の先輩猫アケビと元保護猫のチビ

糸井 チビって、雑な名前の付け方したね(笑)。

清水 「仮にチビにしとこう」ってことだったのに、そのまま定着しちゃって(笑)。チビは、同じ文藝春秋の「CREA cat」という猫雑誌で和田誠さんと対談をしたとき、収録場所だった猫カフェで保護されていたコだったんです。ブイコはいい名前ですね。先代のブイヨンを引き継いでいて。

清水ミチコさん ©鈴木七絵/文藝春秋

糸井 ブイヨンジュニアってのもいいかなって思ったんだけど、長すぎるから。

清水 容姿も似てますしね。

糸井 かみさんがネットで似たコを見つけちゃったんだよ。

清水 ブイヨンが亡くなって、糸井さんが元気なかったからじゃない?

糸井 本当は自分も元気なかったの。落ち込んでるダンナの奥さんは、自然と「私はそうじゃない」って立場になっちゃうんだよ。それでかみさんはブイヨンのものを全部焼いちゃった。編んだセーターとかリードとか全部。だけどブイコがきて、「あ、なんだ、かみさんも元気なかったのか」と気が付いて。

清水 最初は「2度ともう犬は飼いません」って気持ちになってたんですね。