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岐路に立たされたZOZO 前澤社長を悩ます“中国工場”の壁

2019/02/08
月旅行計画もぶち上げている前澤氏 ©共同通信社

 女優・剛力彩芽との交際や、計1億円の“お年玉”などで物議を醸してきたZOZO・前澤友作社長(43)。1月31日、第3四半期の決算発表で開口一番こう陳謝した。

「申し訳なく思います」

 今期は創業以来初の減益となる見込み。株価も約4900円から僅か半年で一時は2000円割れにまで急落している。

 最大の要因は、鳴り物入りで始めたZOZOSUITの無料配布だ。スマートフォンで計測したデータを基に、体型に合ったスーツやジーンズなど同社のプライベートブランド(PB)商品を購入できるというもの。だが主力のスーツについては、中国の生産工場から商品到着まで最大5カ月の遅延が発生するなど失態が続き、PB事業は125億円の赤字に陥った。

 筆者もZOZOSUITを頼んだ一人だ。17年11月に注文したものの、5回にわたるお詫びメールなどを受け取り、商品の到着は18年6月。スマホで自分の写真を12回撮るよう指示があったが、スマホを載せるスマホスタンドという型紙が小さ過ぎ、写真は撮れずじまい。結局一度も使うことなく、部屋の隅でほこりをかぶったままだ。