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「不倫は全部丸く収まりました」円楽の危機管理能力

source : 週刊文春 2016年6月23日号

genre : エンタメ, ライフスタイル, 芸能, テレビ・ラジオ

「じゃあ、一言だけ言います。全部丸く収まりました。(女性の)お父さんにも会い、うちでも話をした。全部、大丈夫!」

 小誌記者の取材にこうきっぱりと答えたのは、写真週刊誌『フライデー』で、20歳年下の一般女性との“老いらくのラブホ不倫”が報じられた、落語家の三遊亭円楽(66)である。

「今回の騒動とかけて、いま東京湾を出た船と解く。その心は、航海(後悔)の真っ最中」

『フライデー』発売当日の6月10日に開いた会見では、不倫を全面的に認めたうえでこんな“謎かけ”を披露し、取材陣を爆笑させた円楽。

 しかし、「仲間とゴルフをする際にはこれからも(女性と)会う。落語が聴けなくなっては可哀相」などと、不倫関係は清算するものの、これからも女性とは会うと言明。夫人は納得したのだろうかという疑問も残ったのだが……。

「笑点」でもおなじみ ©文藝春秋

 円楽の知人が語る。

「円楽本人が、会見で着用するスーツを弟子に届けさせた夫人が荷物に『頑張って』とメッセージを忍ばせていたとか、『身から出たサビ』と伝えた円楽に『サビも味になる』と夫人が返してきたとか、エピソードを披露していましたが、“夫婦仲が悪くて不倫”というパターンではないですね。

 むしろお互いに干渉しない関係です。奥さんは芸人を陰で支える地味なおかみさんというタイプではなく、円楽さんと同じで、こんがりと日焼けして年齢より若く見える、行動的な女性。

 夫婦揃ってプロレス好きなんですが、円楽さんが理事長を務めるメキシコの日本人プロレスラー養成学校『闘龍門』にも出入りしています。ひとりでメキシコに応援に行ったりもするし、若手レスラーと飲みに行ったりもしています」

奥さんはプロレス好き

 円楽に直接話を聞こうと電話をかけると、これまでとは一転、口が重い。食い下がる記者に「本当にこれが最後」と語り出したのが冒頭の一言である。

――奥さんは何と?

「『ゴルフだの、落語行くのは当たり前でしょ』、『向こうは一般人なんだから、あなたが守ってやんなきゃ男じゃないでしょ』って。当人は笑っているんだよ。かあちゃんなんて美談ばっかり。そういう意味では、うちは少数派なんだよ。だって、普通のうちはドロドロするでしょ。それが、しないっていうのは、みんなビックリしているわけですよ」

――「笑点」の司会者になれなかったのは、身体検査に引っかかったから?

「それは全然ない。ただ『気をつけなさいよ』とはあったわけ。それこそ、噂によると文春は大変カネをかけて調査をして情報を集めていると(笑)」

――奥さんはメキシコに行くくらいのプロレス好き?

「よく観に行っているよ。俺の代わりに行ってもらうこともある。夏休みなんか、(レスラー達と)花火を一緒に観るし、うちは何団体かわからないくらい付き合っているから」

 と話したところで、隣りから女性の声が……。どうやら夫人が心配しているようだ。すると、円楽が最後にこう気遣った。

「かみさんがプロレスの応援ができなくならないようにしてよ」

 座布団を全部持っていかれることはなさそうだ。

師匠を泣かせないように ©文藝春秋
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