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「豊洲は踏み絵」反ドン派都議が百条委設置を求める

 小池百合子都知事(64)と対立を深める都議会自民党で、豊洲移転問題などの真相を究明するための百条委員会設置を求める動きがあることが、「週刊文春」の取材でわかった。

 中心となっているのは、“都議会のドン”内田茂氏(77)と距離を置く立石晴康都議(75)と舟坂誓生都議(68)。取材に応じた両氏によれば、百条委設置により舛添要一前知事時代の豊洲新市場の「安全宣言」や、石原慎太郎元知事時代に整備費用が6000億円に膨らんだ経緯などを究明したいとしている。

立石氏らの決起文 ©文藝春秋

 両氏は本誌の取材にこう語った。

――豊洲移転を巡る混迷は、都議会自民党にも責任はあるのでは?

「最終的に設計や予算を承認した責任は都議会自民党にもあります。百条委員会を通じて、我々の責任も明らかにしていきたい。ただ、現在の都議会自民党には反省の色が見えないのが現実です」(舟坂氏)

――百条委設置の賛否は、内田派か反内田派かの踏み絵ということでしょうか?

「まさに踏み絵です」(立石氏)

(写真左)“反乱”にドンはどう動く ©共同通信社/(写真右)都議選にまず4人を公認 ©文藝春秋

 百条委設置には、議会の3分の2以上が出席した上で、出席議員の4分の3以上の賛成が必要で、都議会自民党から賛成者が出ないと可決は難しいとみられ、立石氏、舟坂氏は25日にも記者会見し、賛成を呼びかけるという。

 こうした動きは、内田氏が仕切る都議会自民党の分裂につながる可能性もある。「週刊文春」1月26日発売号では、小池氏VS都議会自民党の知られざる暗闘を詳報する。

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