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連載シネマチャート

町を守る7人のアウトローの目的は報酬から正義へ

マグニフィセント・セブン(米)――シネマチャート

〈あらすじ〉

1879年、アメリカ西部の町ローズ・クリークは、横暴な資産家ボーグ(ピーター・サースガード)に支配されていた。夫をボーグに殺されたエマ(ヘイリー・ベネット)は、流れ者の賞金稼ぎサム(デンゼル・ワシントン)や、早撃ちのギャンブラー、ジョシュ(クリス・プラット)、腕利きのスナイパー、グッドナイト(イーサン・ホーク)らアウトロー7人を用心棒として雇う。サムたちはボーグに買収された保安官を町から追い出し、住民に戦い方を教え、町中に罠を仕掛けて戦いに備える。いつしか7人の目的は、報酬から正義のための戦いへと変化していた。数日後、いよいよボーグの大軍が町に押し寄せる。

〈解説〉

1960年の『荒野の七人』以来となる、黒澤明監督作『七人の侍』のリメイク作。『サウスポー』のアントワーン・フークア監督がアクションシーン満載で描く本格的な西部劇。133分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆久々の西部劇は嬉しいが、つい『七人の侍』と比べてしまう。人物像の彫りが浅いのが一番の不満。馬の好演(?)が救い。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆旧作の決め台詞やキラー・ショットを平然と再利用する図太さに笑った。荒野の集団アクションは、さすがの職人仕事。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆懐かしい楽曲やカメラアングルに心が躍る。エマの清楚な色気が男臭い作品に潤いを与え、勇者たちの死に様も格好いい。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆バチ当たり覚悟の企画だが、意外に上々の改訂版。慎重さと大胆さのバランスを支持したい。ホーク&ビョンホンは◎!

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆二つの古典を再更新したフークア監督らしい配役の荒野の七人。黒澤映画の侍エキスが抜けた脚本だがアクションは痛快。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
配給:ソニー・ピクチャーズ
INFORMATION

マグニフィセント・セブン
1月27日(金)より、全国ロードショー
監督:アントワーン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン クリス・プラット イーサン・ホーク ビンセント・ドノフリオ イ・ビョンホンほか
http://www.magnificent7.jp/

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