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横田氏、カンボジアのユニクロ下請け工場に潜入

海外工場に生産を委託しているユニクロ ©共同通信社

 ユニクロが商品の生産を委託しているカンボジアの工場で、労働者たちが過酷な労働環境におかれていることが、ジャーナリスト横田増生氏の取材でわかった。

 横田氏は、「ユニクロららぽーと豊洲店」で勤務していた昨年8月、休暇をとって、カンボジアに渡航。ユニクロ商品を生産している複数の工場の労働者たちが取材に応じ、次のように証言した。

「24時間連続での勤務が月6日ほどあった。朝7時から翌朝7時までという勤務時間。その残業を入れても、月給は170ドルから180ドルだった」

「中国人の現場監督がいて、ちょっとしたミスでも怒鳴り散らします。同僚がハサミを投げつけられ、目の下を切ったのを見たこともある。工場の安全環境はひどく、すべての場所が狭すぎて、火事が起きたら逃げられない恐怖心を抱きながら働いている」

カンボジアで生産されたユニクロ商品

 下請け工場における労働問題については、2011年に国連で「ビジネスと人権に関する指導原則」が採択されて以来、グローバル企業の責任を問う動きが強まっている。

「週刊文春」は、ファーストリテイリングに対し、カンボジアの生産委託工場での労働実態を把握しているか、などの確認を求めたが、「お答えすることはありません」(広報部)との回答だった。

 横田氏は、「ユニクロ潜入」を「週刊文春」で連載中で、2月2日発売号では、工場経営者と労働者との交渉に潜入した模様などカンボジア・ルポを掲載する。

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