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連載シネマチャート

疑惑の妻マリアンヌを演じるコティヤールの“クラシックな名女優”ぶりを見よ

シネマチャート

〈あらすじ〉

1942年、イギリスの特殊作戦執行部に所属するマックス(ブラッド・ピット)は、モロッコのカサブランカに派遣される。彼の任務は、顔も知らないフランス軍レジスタンスのマリアンヌ(マリオン・コティヤール)と落ち合い、夫婦のふりをして、ドイツ大使を暗殺することだった。互いに惹かれ合った2人は、危険なミッションを完遂すると、ロンドンで新婚生活をスタートさせる。一女を授かり1年が経った頃、マリアンヌにドイツとの二重スパイの疑いがかけられる。疑惑が事実の場合、マックスが愛する妻を始末しなくてはならない。結論が出るまでの猶予は72時間。マックスは、マリアンヌの無実を証明するために奔走し始める。

〈解説〉

第二次大戦下、時代と国に翻弄されながらも運命に立ち向かう男女の壮大なラブストーリー。『ザ・ウォーク』に続く、ロバート・ゼメキス監督作。124分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆M・コティヤールの演技に目を見張る。衣裳も完璧。B・ピットは生彩を欠く。砂漠での大胆ラブシーン、驚き、笑う。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆古典的なプロットを滑らかに見せるのは監督の腕だが、陰翳には欠ける。コティヤールがピットの何倍も利口に見えた。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆リアルな物語、息をのむ展開、主演2人が放つ悲しみとエロスの結末。愛を演じつつ嵌ったブラピの恋慕の深さに納得。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆コティヤールの“クラシックな名女優”ぶりに乾杯。『カサブランカ』や『モロッコ』等の模造的ムードも楽しい外連味だ。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆お得意の視覚効果てんこ盛りゼメキスショット全開の怪作?! 雨の英空軍基地の描写に至っては最早完ぺきに趣味の域。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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INFORMATION

「マリアンヌ」(米・英)
2月10日(金)より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ他、全国ロードショー
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール ほか
http://marianne-movie.jp/

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