昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載シネマチャート

心が弾む見事なミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

ミア(エマ・ストーン)は、ロサンゼルスの映画スタジオのカフェで働きながら女優を目指している。ピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)の夢は、ジャズを存分に演奏できる、自分の店を持つことだ。初対面の印象は最悪だったが、2人は夢を語り合ううちに惹かれ合い、一緒に暮らし始める。しかし、夢への道は険しく、ミアは自身の半生を題材にした独り芝居の自主公演を決意する。一方、セブは知人のキース(ジョン・レジェンド)から誘われたバンドに開業資金を稼ぐために参加したところ、バンドが大成功する。すれ違いの生活のなか、ミアは独り芝居の本番を迎えるが……。

〈解説〉

脚本と監督は『セッション』のデイミアン・チャゼル。ノミネートされた7部門すべてで受賞したゴールデングローブ賞に続き、アカデミー賞でも本命視されているミュージカル・エンターテインメント。128分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★★早くも今年ベストと確信! 主演2人のプロ意識の凄み。夢物語でありつつ終盤の大人ぽい苦味。映画遺産への敬意。感涙。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★★主人公が愛しく、街の風景と色彩設計が胸に響く。定石を踏んでは乗り越えていく足取りが鮮やかだ。才気と精度の融合。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★★ワンショットだけじゃない心が弾む映像演出は見事。ミュージカルのお作法的縛りはないのに、古き良き作品の香りも。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★★ずば抜けた新古典派。高偏差値で愛敬も抜群。85年生の監督チャゼルは映画の夢と魔法を全力で取り戻そうとしている。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆ハリウッド愛に満ちた監督のラブレター。ミュージカルもどきなセンスはファストファッションを楽しむ感覚に似ている。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate.
INFORMATION

「ラ・ラ・ランド」(米)
2月24日(金)より、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー
脚本・監督:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、ジョン・レジェンド、ソノヤ・ミズノ、J・K・シモンズ ほか
http://gaga.ne.jp/lalaland/

はてなブックマークに追加