昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載シネマチャート

娘を亡くした男の前に現れた謎の3人。「素晴らしきかな、人生」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

ハワード(ウィル・スミス)はニューヨークに広告代理店を創業し、成功を収めていた。しかし、2年前に最愛の娘が6歳で病死してからは深い喪失感に苛まれ、妻とも離婚し、孤独な日々を過ごしている。共同経営者であり親友のホイット(エドワード・ノートン)と、同僚のクレア(ケイト・ウィンスレット)とサイモン(マイケル・ペーニャ)は、経営危機の会社とハワードを救うために、ある作戦を実行する。それは、3人の舞台役者(キーラ・ナイトレイ、ジェイコブ・ラティモア、ヘレン・ミレン)を雇い、彼らがそれぞれ「愛」と「時間」と「死」を演じ、ハワードの前に出現するという奇想天外なものだった。

〈解説〉

『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル監督による、人生のどん底にいる男の再生物語。97分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆贅沢なキャスティング(とりわけヘレン・ミレン!)とNYの風物は愉しいが、話は雑なメルヘン。演者を生かしきれず。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★☆☆☆苦しみや救いの描写があまりにも薄っぺらで愕然。D・フランケルが負の側面を露呈。客を操作するなら、もっと上手に。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆展開は読めるが素直に楽しめた。他者の一言をきっかけに、七転八倒の自分の心と向き合い穏やかな気持ちを得る作品。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★☆☆☆衒学的な抽象論に辟易。演劇性の導入も作為が浮き上がってドラマ運びにまるで馴染んでいない。腕のあるチームなのに。

  • 洞口依子(女優)

    ★★☆☆☆擬人化された死と愛と時間。街を切り取り心情に寄るキャメラ。奇抜? 道徳的? お涙頂戴で落とすもドミノ崩しな感じ。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC
INFORMATION

「素晴らしきかな、人生」(米)
2月25日(土)より、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー
監督:デヴィッド・フランケル
出演:ウィル・スミス、エドワード・ノートン、キーラ・ナイトレイ、マイケル・ペーニャ、ナオミ・ハリス、ジェイコブ・ラティモア、ケイト・ウィンスレット、ヘレン・ミレン ほか
http://wwws.warnerbros.co.jp/subarashiki-movie/

はてなブックマークに追加