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星野 概念
2017/03/29

気になる女性に「好きな映画」を聞かれたときの正解は?

星野概念さんに聞いてみた。

Q 気になってる女性に好きな映画を聞かれたときの正解は?

 いわゆる「モテ期」が来ないまま30代後半になりました。こんな私でも女性と飲みに行く機会がたまにあるのですが、好きな映画の話になったりします。こんな時、なんと答えるのが正解(モテる)でしょうか。本気で答えると「仁義なき闘いシリーズ」なのですが……。(30代・男・会社員)

A モテたい=サービス精神です。

「モテ」。人生の最重要かもしれないテーマがこんなカタカナ2文字で集約されるなんて悔しいですよね。女性と飲みに行かれる機会がある時点で、どちらかというとモテるタイプなのではないかとお察ししますが、それはさておき、モテる映画話に関して考えてみたいと思います。

 モテたいと考えることは、一見軽薄な考えのように思えますが、実はコミュニケーションを盛り上げたいというサービス精神が根底にあると僕は思います。

 まず、相談者さまの会話のモチベーションを保つために、好きな映画は素直に「仁義なき戦い」でいきましょう。ジャブとして流行りの映画を挙げても良いと思いますが、ウィニングショットは本気で好きなものが良いと思います。

 そして、コミュニケーションが盛り上がる時というのは、相手と共通の話題がある時はもちろんですが、共通の話題でなくても、相手が分かる共通の言語で話ができれば会話は深まります。つまり、心から好きな「仁義なき戦い」を、女性に分かるような言葉で説明してあげれば良いのです。例えば、動物が好きな女性であれば、「ボス猿が何匹かいてさ」など、任侠映画の世界を動物に例えて可愛らしく説明するとか。他にも、登場人物のモノマネを出来るようにしておいて、映画の内容はあまり分からないけど話は面白い、という方向を狙うのも楽しそうです。そういったコミュニケーションを盛り上げようという様々な工夫は、「私に分かるように考えてくれている」という好印象にも繋がるのです。

「仁義なき戦い」を自発的に好きな女性はなかなかいないかもしれませんが、それだけに「知らない世界を教えてくれた」となりやすいような気もします。しかも、「仁義なき闘い」の話でモテたなんていう武勇伝があれば、きっと後輩に尊敬されます。そしてそれが更なるモテに繋がるかもしれません。こう想像していくともう、羨ましい限りです!
(文字数も幸せの777文字!!)

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