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連載シネマチャート

懐かしい……あの傑作の20年後を描く「T2 トレインスポッティング」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

ドラッグの取引で手に入れた大金を仲間と山分けせずに持ち逃げしたレントン(ユアン・マクレガー)が、20年ぶりに故郷のエディンバラに戻る。相変わらずドラッグ中毒のスパッド(ユエン・ブレムナー)や、ブルガリア人の若い恋人ベロニカ(アンジェラ・ネディヤコバ)と組んで強請(ゆすり)で金を稼いでいるサイモン(ジョニー・リー・ミラー)ら、かつての仲間と再会して和解し、一緒に新たなビジネスを画策する。一方、殺人罪で服役中の刑務所から脱走した血の気が多いベグビー(ロバート・カーライル)は、自分たちを裏切ったレントンへの復讐を企てていた。

〈解説〉

ジャンキーたちの青春を描いた『トレインスポッティング』('96)の20年後を、監督のダニー・ボイルを筆頭にオリジナルのスタッフとキャストが集結して描く大人の青春映画。117分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆快調のテンポと皮肉の効いたおかしなセリフにわくわくしたが、えんえん同じ調子で後半ダレた。若い女優がイマイチ鈍。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆身体がぎりぎりで動き、笑いと哀愁が絡み合うのは、40代後半の不良の特権か。エディンバラの規模も背景にぴったり。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆過去の面白さに囚われず、現在の価値観に媚びない抜群のセンス。ダメなはずのオッサンたちが、これほど魅力的とは!

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆余計な野心を抱かず、同窓会映画としてオーソドックスに仕上げており好感。パート1の映像を泣ける所に入れてくる!

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆トレスポという生命体は健在。特にラストの寝室での映像効果。老いてなお踊り続ける輩に捧ぐユビキタスなあの視点!

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
INFORMATION

「T2 トレインスポッティング」(英)
4月8日(土)より、全国公開
監督:ダニー・ボイル
出演:ユアン・マクレガー、ユエン・ブレムナー、ジョニー・リー・ミラー、ロバート・カーライル、アンジェラ・ネディヤコバ ほか
http://www.t2trainspotting.jp/