昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

超大作か、トンデモ映画か、その両方か? 「グレートウォール」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

西方で傭兵として数々の戦いに参加したウィリアム(マット・デイモン)とトバール(ペドロ・パスカル)は、最強の兵器・黒色火薬を求めて中国を目指していた。馬賊に襲われて多くの仲間を失った2人は、万里の長城で禁軍に拘束される。間もなく、おびただしい数の謎の生物が長城に攻め込んでくる。それは、人間の欲深さを戒めるために60年に1度襲来する饕餮(とうてつ)という怪物だった。饕餮との戦いに巻き込まれたウィリアムは、国を守るために戦うワン軍師(アンディ・ラウ)や女性司令官のリン隊長(ジン・ティエン)らに感銘を受ける。その頃、謎の西洋人バラード(ウィレム・デフォー)が黒色火薬を盗み出す計画をトバールに持ちかける。

〈解説〉

古代中国を舞台に作り上げたアクション超大作。監督は『HERO』のチャン・イーモウ。103分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆大自然の中でのショーとしては凄いのだろうが、ドラマ性は希薄。M・デイモンはじめ有名スターを使った意味が無い。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★☆☆☆人海戦術に加えて、怪獣まで数に頼るのは芸がない。ハリウッドと中国が組むと負の側面の相乗効果が生まれかねない。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆戦術の凄絶さに魅せられた。出演者たちもどう演じたか見当がつかないはず。撮影の意味が「ベン・ハー」の昔とは大違い。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆『HERO』や『LOVERS』にB級ファンタジーを掛け合わせたノリ。肩の力を抜いて楽しめるイーモウ流美学の戦国活劇。

  • 洞口依子(女優)

    ★★☆☆☆贅沢な俳優陣を並べた拝金主義な満漢全席。イナゴの大群が如くえげつない饕餮(怪物?)、雑技団的動きの女戦士も謎。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©Universal Pictures
INFORMATION

「グレートウォール」(中・米)
4月14日(金)より、全国ロードショー
監督:チャン・イーモウ
出演:マット・デイモン、ジン・ティエン、アンディ・ラウ、ペドロ・パスカル、ウィレム・デフォー ほか
http://greatwall-movie.jp/

はてなブックマークに追加