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木村拓哉と二宮和也が“歴史的”初共演。映画『検察側の罪人』で

木村拓哉と二宮和也が“歴史的”初共演。映画『検察側の罪人』で

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 木村拓哉と嵐の二宮和也、これまでになかった2人の共演が実現する。

 作品は2018年公開予定の映画『検察側の罪人』。東京地検を舞台に、ある殺人事件をめぐり2人の検事が対立する緊張感あるサスペンスだ。原作は『犯人に告ぐ』『クローズド・ノート』などのヒット作品で知られる雫井脩介氏による同名の小説で、雫井ミステリーの最高傑作との呼び声も高い。

原作『検察側の罪人』(文春文庫刊)

 木村はエリート検事・最上を、二宮はその最上を慕う駆け出しの若き検事・沖野を演じる。監督は『日本のいちばん長い日』『駆込み女と駆出し男』などで知られる原田眞人が務める。

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 この歴史的とも言える共演に木村は、「原田監督作品に参加できることに、とても興奮しています。二宮、他キャストのみなさんと撮影現場を思い切り楽しみたいと思います」。

 一方の二宮は、「どうにかなってしまいそうな気持ちを努めて冷静に、また客観的に見ているという状態です。原田監督の論法に、そして木村さんの全てに身を委ねてきます。行ってきます」とおたがいに興奮を隠さない。

 原田監督は2人について、「出番は少なかったけど『2046』の木村さんが好きでね、いつか一緒にフィルム・ノアールをやりたいと思っていた。二宮くんは『硫黄島からの手紙』以来、ずっと狙ってた。今回の若手検事・沖野は彼のために書かれたような役。声がいいし。実現するとは思ってもみなかったけど快諾をもらい、日本が誇るトップスターふたりの共演が実現しました」と語っている。

 作品では、ひとつの殺人事件を前にそれぞれの「正義」がすれ違い決裂。敵同士となる木村、二宮が対決する姿も見どころとなる。

 2018年に全国東宝系で公開予定。撮影は今年7月~8月を予定している。

木村拓哉出演映画

【1】シュート![1994年公開]
【2】君を忘れない[1995年公開]
【3】2046[2004年公開]
【4】ハウルの動く城(声優)[2004年公開]
【5】武士の一分[2006年公開]
【6】HERO[2007年公開]
【7】アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン[2009年公開]
【8】REDLINE(声優)[2010年公開]
【9】SPACE BATTLE SHIPヤマト[2010年公開]
【10】HERO[2015年公開]
【11】無限の住人[2017年公開]

二宮和也出演映画

【1】ピカ☆ンチLIFE IS HARDだけどHAPPY[2002年公開]
【2】青の炎[2003年公開]
【3】ピカ★★ンチLIFE IS HARDだからHAPPY[2004年公開]
【4】硫黄島からの手紙[2006年公開]
【5】黄色い涙[2007年公開]
【6】ヘブンズ・ドア[2009年公開]
【7】大奥[2010年公開]
【8】GANTZ[2011年公開]
【9】GANTZ PERFECT ANSWER[2011年公開]
【10】プラチナデータ[2013年公開]
【11】ピカ☆★☆ンチLIFE IS HARDたぶんHAPPY[2014年公開]
【12】暗殺教室(声のみ)[2015年公開]
【13】母と暮せば[2015年公開]
【14】暗殺教室-卒業編-[2016年公開]
【15】ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~[2017年11月3日公開]

検察側の罪人 上 (文春文庫)

雫井 脩介(著)

文藝春秋
2017年2月10日 発売

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検察側の罪人 下 (文春文庫)

雫井 脩介(著)

文藝春秋
2017年2月10日 発売

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