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ケイシー・アフレックのオスカー受賞作「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

ボストン郊外でアパートの便利屋として働くリー(ケイシー・アフレック)は、兄ジョーの訃報を受けて故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに戻る。葬式など様々な手続きのためにしばらくジョーの家に滞在することになったリーは、ジョーが遺言で、1人息子パトリック(ルーカス・ヘッジズ)の後見人に自分を指名していたことを知る。16歳のパトリックはこの町で叔父と暮らすことを望むが、リーはある悲劇的な思い出のある故郷で2度と暮らすつもりはなかった。どうすべきか悩むリーは、別れた妻ランディ(ミシェル・ウィリアムズ)に偶然遭遇する。

〈解説〉

本年度アカデミー賞主演男優賞&脚本賞受賞作。故郷を捨てた孤独な男と父親を亡くした少年が一歩を踏み出す姿を描くヒューマン作品。『ギャング・オブ・ニューヨーク』などの脚本で知られるケネス・ロナーガンの脚本・監督第3作。137分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆主人公のトラウマの描写の仕方とC・アフレックの演じ方に案外疑問が。海辺の町の冬ざれた風景と少年役は見応えあり。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆荒天を示唆しつつ曇天の人生をじっくり描く作法が好ましい。C・アフレックはもとより、若手のヘッジズも粘り強い芝居。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆悲しみを背負って生きるリーの繊細さをC・アフレックが好演。結末も心に沁みた。だが大事な場面の選曲にゲッソリ。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆倉本聰のドラマ等を連想。田舎町を包む淡色の詩情。個々の事情を丹念に描いた市井の群像劇として秀逸。回想も巧み。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆壊れゆく人々に焦点を合わせ滑稽にシンコペーションする秀逸な脚本。閉塞感を煽る青の濃淡。元妻と主人公の再会に涙。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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INFORMATION

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(米)
5月13日(土)より、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー
脚本・監督:ケネス・ロナーガン
出演:ケイシ―・アフレック、ミシェル・ウィリアムズ、カイル・チャンドラー、ルーカス・ヘッジズ ほか
http://www.manchesterbythesea.jp/

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