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連載シネマチャート

ウルヴァリンシリーズの最高傑作か 「LOGAN/ローガン」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

2029年、激減したミュータントの生き残りであるローガン/ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)は、長年の激闘で心身ともに疲弊し、不死身の存在ではなくなっていた。生きる目的もなく、リムジン運転手として日銭を稼ぎ、メキシコ国境近くの廃工場にプロフェッサーXことチャールズ(パトリック・スチュアート)ら2人のミュータントとひっそりと暮らしている。ローガンはある日、ヒスパニック系の看護師から頼まれて、ローラ(ダフネ・キーン)という謎めいた少女を、カナダ国境に近い場所まで送り届けることになる。自分と重なる能力を持つローラを狙う武装集団と死闘を繰り広げながら、ローガンたちは北上するが……。

〈解説〉

『X-MEN』シリーズの人気キャラクター、ウルヴァリンの最後の戦いを描く。監督は『ウルヴァリン:SAMURAI』のジェームズ・マンゴールド。138分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆ストーリーがよくつかめないまま、異形のミュータント達の悲壮美に引き込まれた。少女役の形相が凄い。未来は暗い?

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★★滅びに直面する超能力者、という設定が終末感あふれる哀歌の土台だ。感傷に流れず、観客を正気に引き戻す姿勢に拍手。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆老いて能力が衰え、身を潜めて生きるミュータントたち。だからこそ結末で少女ローラに呟くローガンの言葉は泣けた。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★★名作の域。まさか『X-MEN』がラスト・カウボーイ的な哀愁を応用した砂埃舞う活劇になろうとは。監督の持ち味も全開。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★★ウルヴァリンシリーズの最高傑作。ヒーロー像として蒸留された、かくあるべし男の姿。父と子の物語。ラストの歌に☆。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
INFORMATION

「LOGAN/ローガン」(米)
6月1日(木)より、全国ロードショー
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュアート、ダフネ・キーン、ボイド・ホルブルック、スティーブン・マーチャント、リチャード・E・グラント ほか
http://www.foxmovies-jp.com/logan-movie/