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松中 みなみ
2017/06/07

【ソフトバンク】今の“ミスターホークス”はスワローズと同じ背番号「1」

交流戦 指名対決 テーマ「とり」 文春野球コラム ペナントレース2017

なぜ「とり」をテーマにしたのか

親愛なる長谷川様

 まだ梅雨入りもしてないのに毎日、真夏のように攻撃的な日差し。私は紫外線に日々怯えてますが野球となれば話は別! 昼でも夜でも冷えたレモンサワー片手に観戦にはこれからの時期さいっっこうですよね!

 特に神宮球場は私も大好きな球場で、ヤフオクドームにはない懐かしさのある照明の感じとか、都会なのに開放感のある景色がなんともいえない。そこに〝山田哲人ハイボール〟を2、3杯ぐびっといったらさらにその照明がキラキラキラふわ〜と輝いて……今すぐ神宮に行きたくなりますね。今年は神宮球場で交流戦がないのが残念。

 さて今回、長谷川さんから「対戦しませんか?」と言って頂き、さらにはテーマをコラム初心者の私にゆだねてくださいました。なんて優しい方……。

 色々考えましたが、共通のテーマといったら一番に思いつくことが“とり”でした。村瀬コミッショナーを伝書鳩に「とりをテーマにお願いします!」と打診した所「面白そうですね!」と、ご快諾していただけたので一安心。この記事にトリかかりました。

 にしても、「なんでとり?」って長谷川さん思ってました?

 だって2017年は酉年なんだもん。

 とり年に鷹が優勝を勝ち獲る! と選手〝一〟丸で昨年の雪辱に燃え、始まった今年のキャンプ。

日本〝一〟を目指すスローガンの旗

 日本〝一〟を目指すこの旗を見て、今年は羽ばたける気がしました。

 キャンプ取材終わりの宮崎のホテルで、チーム名に“とり”がつく球団で実際、酉年に優勝したチームを調べた所、ホークス、楽天イーグルスはなし。唯一、ヤクルトスワローズが1993年にリーグ優勝(連覇)! さらに日本一に輝いていました。

 おお、これが酉年効果……! いや、当時のヤクルト監督・野村克也さんの手腕かな。

 ノムさんといえば、私の世代だとヤクルトや阪神、楽天の監督さん。という印象ですが、選手時代は南海ホークス(現ソフトバンクホークス)で大活躍。戦後初の三冠王にも輝いたスーパーヒーローはこのホークスで育ったんですよね。誇り……!

 野球となるとボヤきがちだけど、野球を離れた場所ではとっても優しくてのんびりした方で大好きです。

野村克也さんとのツーショット

 この写真は有馬記念を一緒に観戦した時にトリました。クリスマス感満載のお揃いコーデで、私の宝物。

 この日、ノムさんは私に神ってる有馬記念の予想を教えてくれました。

『競馬エイト』という競馬新聞をひらき、実力馬がめじろ押しのなか、オーシャンブルーという10番人気の馬を指差して、「これがいい」と鶴のひと声。プロ予想家もたった1人だけ◎をつけていただけの、人気薄な馬でした。それを見て「こういう1つだけ印ってのがいいんだよ。しかも何だか野球のボールの形みたいでしょ」とボヤき。あ、ポツリ。

 すると! なんと! 2着に飛び込んできました!

 単勝27.6倍の10番人気の馬ですよ? さすがノムさん。鋭い勘は衰え知らず。もしくは、能ある鷹は爪を隠す……かな。

 それで馬券は? ……そこは外してました。「ありゃ〜あ。(笑)」と全然悔しくない感じで笑うノムさんに懐の深さ、ドシッとかまえるキャッチャー感を感じました。