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「冬ソナ」監督の初劇場作品は“偶然のなかで繋がる”大人の恋愛物語

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ユン・ソクホ監督 ©松竹ブロードキャスティング

「例えばアスファルトの割れ目に偶然咲く一輪の花に、私は美しさや生命力を感じます。ところが次の瞬間、その花は車に踏まれてしまうかもしれない。そんな偶然が繋ぐ自然界や人間の世界、そこから生まれる美しさや悲しさを表現してみたいと思ったんです」

 6月17日から全国で順次公開される映画『心に吹く風』は、韓流ブームの火付け役となった『冬のソナタ』のユン・ソクホ監督初の劇場用作品。ビデオアーティストのリョウスケ(眞島秀和)が作品作りのために訪れた北海道富良野で、高校時代の恋人・春香(真田麻垂美)と偶然再会する2日間の物語だ。ユン監督が話す「偶然性」とは、木漏れ日や雨、風がもたらす自然の表情の変化はもちろん、心に“風”が吹くことで気持ちが動く人の姿でもある。

「風や雨は自然の中での偶然性を映像に収めたかったので、人為的には作らずイメージに合う状況を待ちながらの撮影でした。家庭がある春香とのラブストーリーは不倫と思われるかもしれませんが、性ではなく心の動きにフォーカスを当てています。人生に1度だけの初恋。その美しく純粋な思いを共にしたふたりが、時を経て偶然のなかで繋がる。大人の恋愛の物語ではありますが、ファンタジーのような印象の映画にもなっています」

INFORMATION

映画『心に吹く風
6月17日全国順次公開
http://kokoronifukukaze.com/

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