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警視庁と民放のタイアップ?
美人女医逮捕で“乱倫”映像

source : 週刊文春 2016年3月24日号

genre : ニュース, 社会, メディア

「テレビとはまるで別人」との声も
Photo:Kyodo

「美人タレント女医逮捕!」なんてニュース番組のタイトルに「あれ?」と思った視聴者は少なくなかったのではないか。美人女医といえば、西川史子(44)が有名。だが、自宅から出てくるところを連行されていたのは金髪にスッピンの女。この人、一体誰?

 警視庁担当記者が説明する。

「3月9日、警視庁組織犯罪対策四課に逮捕されたのは、医師でタレントの脇坂英理子容疑者(37)です。自分が経営する美容クリニックで、患者を何度も診察したように装い、診療報酬を水増しして請求。都内の自治体などから約155万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いがもたれています。本人は認否を留保しています」

 詐欺は2012年11月から14年9月頃に行われたと見られ、クリニックは14年12月に突然休業、昨年5月には閉院している。昨年11月には、関連事件で指定暴力団住吉会系の組長らが逮捕され、このころから「美人タレント女医逮捕か」などと、疑惑が指摘されていた。

「その間も彼女は『Ricoにゃん先生』と名乗り、深夜テレビなどに出て、雑誌にもコラムを書いていました。売りは数百人と肉体関係を持ったことや、金遣いが荒いこと。ホストクラブで何百万円も豪遊し、アラフォー女医として年収5000万円も稼いでいるくせに貯金がほとんどない、というキャラでした」(民放関係者)

 ただ、出演していたのは視聴率がいまいちの番組ばかり。いかんせん知名度は物足りない。それでも逮捕後は連日連夜、ホストクラブでシャンパンを空けたりする猫なで声の脇坂容疑者の映像がこれでもか、と流された。なかには1年近く前の映像まで登場。報道各社がかなり前からマークしていたことがうかがえる。

「テレビには打って付けの事件だったのです。脇坂は歳のわりにギャルっぽい服装やしゃべり方で、写りも悪くない。何より肩書きが女医。その女が暴力団と関係した詐欺事件で逮捕されるというふしだらな事件。しかも無名だから、芸能事務所にも気兼ねなく映像も使える。警察も大々的に報じられれば、アピールになる。民放と組対のタイアップは大成功ですよ」(同前)

 警察OBが天下りしているような大手芸能プロの所属なら話は違ったのだろうが。

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