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「なぜ今、紀香?」の声も…
プロ野球開幕「始球式」事情

source : 週刊文春 2016年4月7日号

genre : エンタメ, 芸能, スポーツ

本人はすごく楽しそうだった

 3月25日にシーズンインしたプロ野球。6球場で行われた開幕戦で始球式があったが、楽天対ソフトバンクで大役を務めた女優の藤原紀香(44)に「なぜ今、紀香?」との声も上がったという。

「表向きは彼女が赤十字の広報大使として東日本大震災の被災地・東北を何度も訪問しているからオファーされた、となっていましたが、現場の記者などは『紀香サイドの売り込みじゃないか』と疑っていました(笑)。普段の試合ならともかく、開幕戦の始球式となると、そのとき旬な人か誰もが納得する関係の深い人などを呼ぶものです。今の彼女は本業の女優としての露出は少なくて、話題になるのは歌舞伎の片岡愛之助さん(44)との交際ぐらいですから」(スポーツ紙デスク)

 たとえば巨人対ヤクルトが行われた東京ドームには昨年暮れの世界大会で優勝して今夏のリオ五輪でも金メダルが期待される男子バドミントンの桃田賢斗(21)、西武プリンスドームには昨年話題をさらったラグビー日本代表からホラニ龍コリニアシ(34)が登場した。千葉・QVCマリンフィールドで開幕戦を迎えたロッテはNHKの朝ドラ「まれ」で主演した、女優の土屋太鳳(21)を登板させた。

「土屋はチョコのCMに出ていてロッテと縁もある。直前に『週刊文春』で熱愛報道があった影響でスタッフが10人くらい付いてきて囲み取材なしのピリピリムードでしたが(笑)、彼女がオレンジ色のショートパンツ姿でマウンドに登るとスタンドは盛り上がっていました」(スポーツ紙記者)

 広島は広島市長という無難な選択。

「阪神はT.M.Revolutionの西川貴教(45)という、こちらも“なぜ今”感が漂う人選でしたが(笑)、阪神ファンとして知られ、国歌独唱という本業の歌手としての見せ場がありました。

 やはり紀香さんへの違和感は拭えませんが、球団はビジネス的に何かメリットがあると判断したのでしょう。話題のルーキー・オコエ瑠偉(18)も、結局開幕一軍でしたが、ポテンシャルは別として今は明らかにバッティングに課題があり、一軍は正直厳しい。ただ、客は呼べますからね」(ベテラン記者)

 オコエは“本業以外でしか話題にならない人”にならないでほしい。