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小宮山 雄飛
2017/07/20

上司の言い間違いに笑って、怒らせてしまいました

小宮山雄飛の「お悩み食堂」 #11

<お悩み> 上司の言い間違いが笑いのツボに入り、怒らせてしまいました

 都内の会社に勤めるOLです。私の部長(50代男性)はとにかく日々言い間違いがすごいんです。

 ただ、言い間違いといっても、仕事上問題になるようなこともなく、むしろドジで笑えるといった感じなので、部下一同、部長が何かを言い間違えると、クスクスと陰で笑っている明るい職場です。

 しかし問題がおきたのは先日、いつも通り(?)部長がちょっとした言い間違いをしたのですが、その間違い方が私の笑いのツボにはいってしまい、どうにも笑いを抑えることができず、何度も繰り返し声を出して笑ってしまったら、ついに部長が「人をバカにしてんのか!」と怒ってしまいました。

 悪気はなかったのですが、結果、部長を嫌な気分にさせてしまい、それから職場でもなんとなく気まずい関係になってます。

 どのように謝れば許してもらえるでしょうか?

(30歳・女性・会社員)

(小宮山雄飛の回答)

 人の言い間違いって面白いですよね(笑)。

 僕もライブのMCなどで、相方ワタナベイビーの言い間違いを拾ってネタにすることが多いです(ワタナベイビーのMCでの噛みっぷりたるや壮絶ですから……)。

 ただ、そういう場合ってなにも言い間違ったことをバカにして笑ってる訳じゃなく、むしろ言い間違っただけではただのミスのところを、しっかり拾って笑いに変えてあげてるっていう認識なんですよね。

 愛あるツッコミといったところでしょうか。

 しかし今回のあなたの相談の場合、面白くツッこんだとかでもなく、ただツボに入ってしまい、ゲラゲラと何度も繰り返し笑ったとなると、部長さんとしてもいい気がしなかったのかもしれませんね。

 それでは、部長さんにお詫びがてら、焼肉でもご馳走してみてはいかがでしょう?ちょっと遠出をして川崎のセメント通りにある「東天閣 川崎本店」あたりに行ってみるのはどうでしょう、あの『孤独のグルメ』にも登場した老舗です。

 数あるメニューの中でもおすすめは<壺漬けカルビ>、各種スパイスと共にお肉を壺の中で秘伝ダレに漬け込んだ、お店の一押しメニューです。

 こちらのカルビ、壺から取り出し鉄板で焼いていると、途中で必ず、店員さんがやってきて、

「もう一度、壺に戻してください!」

 と言われます。

 せっかく焼いたお肉をなんで? と思っていると、

「まず壺から出して焼いて、一度壺に戻してタレを付けてからまた焼いて、ちょっとしたらまた壺に戻してタレを付けて焼いて、と繰り返すと美味しくなるんです」

 なるほど! 一度だけじゃなく、何度も壺に戻すのがポイントなんですね。

 そうやって焼かれた肉は、たしかに味がしっかり染み込んで、普通の焼肉よりまろやかで美味しい。

 この「繰り返し焼き」が美味しい<壺漬けカルビ>をご馳走すれば、部長さんも「まあツボに入っちゃったならしょうがない」などとあなたの「繰り返し笑い」も大目にみてくれるんじゃないでしょうか。

都内からはちょっと遠いが、行く価値は十分

 なお、壺に入った美味しい料理といえば、日本橋「紅花別館」の名物、激辛の<ココットカレー>や、横浜中華街「金香楼 」の<スペアリブの特製壺スープ>などもおすすめですから、しっかり仲直りできた暁には部長さんと行ってみてはいかがでしょう。

 きっと部長さんも、壺にハマるはずですよ!

東天閣 川崎本店
川崎市川崎区浜町4-12-5
044-355-1234
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140502/14003689/

紅花別館
中央区日本橋1-2-15
03-3271-0600
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13000487/

金香楼
横浜市中区山下町200-9
045-680-5568
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14015120/

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