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「充電させて」が好発進 いま出川哲郎が支持される理由

  リアクション芸人のイメージが強い出川哲郎(53)に、飛躍のチャンスが来ている。

「4月にテレビ東京で始まった初のゴールデン枠冠番組『出川哲郎の充電させてもらえませんか?』(毎週土曜19時54分~)が、視聴率8%に届く健闘。一部時間がかぶるNHK『ブラタモリ』は平均で10%台前半。2月の制作会見で出川は『タモリさんをぶっ倒します』と冗談ぽく言いましたが、現実味を帯びてくるかもしれません。テレ東が15日の放送を1時間半拡大して特別編にしたのも期待の表れです」(テレビ誌記者)

 番組では出川がゲストと日本全国を電動バイクで回る。

番組ホームページより

「人気を博する同局のスペシャル番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』を思い起こさせる。2時間の充電で20キロ走るバイクを、立ち寄った家や店で充電させてもらいながら旅する。小さなハラハラとドキドキを入れたテレ東らしい番組。出川はスイカ柄のヘルメットにオーバーオール姿で、リアクションにも磨きがかかっている」(同前)

 6月に就任した小孫茂・テレビ東京社長(65)も異例の後押し発言をした。

「13日に行われた社長定例会見で『私が余計なことを言わないのが成功への道』と視聴率で肉薄するフジを皮肉る余裕を見せ、続いて出川に言及。『言っていることは“ヤバい”だけのような気もするが、いろんな“ヤバい”がある。ご自身のキャラクターをお作りになっている』と敬意を表した。さらに『大番組になる予感があります』と自信ありげでした」(放送記者)

 出川は役者からタレントに転身し27年のベテラン。

「以前は独特のイジられキャラが女性層に受けず、女性誌の“嫌いな男”アンケートでは不動の1位でした。そんな声をよそに体を張ったリアクション芸に邁進。そこで発する“出川語”を定着させて人気上昇。好感度もアップしている」(芸能デスク)

 特に『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系 07年~)での活躍は際だつ。

「必ず飛び出す“ヤバいよ”や“おまえはバカか”などの定番出川語も番組に欠かせない。最近は外国ロケで単語を並べただけの英会話が大受け。『充電~』も、ゆくゆくは海外ロケで数字アップを狙っています」(同前)

 出川人気、本当にヤバいよ。