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ついに代表辞任! 蓮舫が絶対に「中国のスパイ」になれない3つの理由

著書のトンデモ中国記述を追いかける

2017/07/27
note

<2.中国語の発音が変>

 バブル期にフリーのキャスターに転身して社会派タレントに変わった蓮舫は、1995年に28歳でいったん日本の仕事から離れ、夫とともに北京に語学留学している。「自分ができることは経済や経営の知識でも法律でもない。それに詳しくなるよりも、語学だろう」という動機らしい。だが、その語学がちょっと微妙な感じなのだ。著書を再度引用しよう。

さらっと書いているが、大学の第二外国語で履修した言語なのに数字を10まで数えられないのもどうかと思う。

 ありがとうを意味する謝謝(Xie xie)は、現代の標準中国語では「シェイシェイ」とは発音しない(「シェシェ」に近い)。さらに言えば、謝謝を「シェイシェイ」とカタカナで書く日本人は基本的には中国語がまったくできない人である。日本語ができないアメリカ人が「ありがとう」を表記するのに「Alligator(アリゲーター)」と書いているようなものだ。

1年半も北京に留学したのに挨拶の発音すら怪しい

 台湾の報道映像を見ると、蓮舫はいちおう中国語検定3~4級レベルぐらいの会話ならできるようにも見えるのだが、なぜ「シェイシェイ」と書いているんだろう。ともかく、現地に1年半も留学したのに挨拶の発音すら怪しい(仮に中検3級レベルでも到達水準としてはかなり微妙である)ようなお寒い語学力の持ち主では、中国のスパイはなかなか務まりそうにない。

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■中天新聞》美女參議員「蓮舫」 台南尋根「好感動」
https://www.youtube.com/embed/r8-hRqLLOyM
2013年1月、蓮舫が台湾台南市郊外にある祖父ゆかりの地を訪問したことを報じる台湾『中時電子報』のニュース動画。1:38ごろから蓮舫の中国語が聞けるが、あまり上手ではない。