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《熱いメッセージが大反響》日テレ藤井貴彦アナがスタッフに洩らしていた同期入社・羽鳥慎一へのホンネ

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 新型コロナウイルス感染拡大で閉塞感に包まれた我々の巣ごもり生活。テレビを点ければ不安が募るようなニュースばかり。そんな中で、いま日本テレビ「news every.」のメーンキャスター、藤井貴彦アナウンサー(48)の人気が急上昇しているという。

藤井貴彦アナウンサー 2020年4月21日(「news every.」日本テレビ系より)

 

“藤井コロナ語録”に集まる注目

藤井貴彦アナウンサー

 注目されているのは、彼自身の人柄を示す“藤井コロナ語録”である。たとえば、緊急事態宣言が出て1週間となった4月14日の放送の言葉。

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「2週間後の未来を変えられるように今日もご協力をお願いします。命より大切な食事会やパーティはありません」

 少しユーモアがあって、メッセージがしっかりとある。それが藤井アナの言葉が注目されるゆえんだ。

 安倍晋三首相が新型コロナウイルスに対する経済対策として、所得が減少した世帯向けに30万円を給付する当初案を見直し、所得制限を設けず国民に一律10万円を給付する考えを表明した4月16日の翌日はこんなひと言。

「皆さんの手でしか感染は食い止められません。私たちの努力が、この事態を終息することができるのです。外出を自粛し感染拡大を防止しようとする皆さんの努力は10万円より価値のあるものです」(4月17日)

 緊急事態宣言の全国拡大から初めての週末を経た月曜日には、各地で行われている外出自粛の取り組みに関するニュースを受けて、こんなコメント。

「今、緊急事態宣言を受けて自分を律している人ほど、観光や遊びに出ている人を腹立たしく思うかもしれません。しかし皆さんのような人たちがいるからこそ、欧米のような医療崩壊を防げています。今は皆の足並みが揃わなくても、その姿勢は必ず誰かの行動を変えるはずです。そして全国にはまだ感染者の少ない地域も多くあります。不用意に生活エリアを越えた移動をしないこと。これが、誰かの故郷を守ることに繋がります」(4月20日)

藤井貴彦アナウンサー 2020年4月21日(「news every.」日本テレビ系より)

 4月7日の緊急事態宣言から2週間が経った火曜日は、休業を迫られている中、生活のために開店している飲食店や施設の特集を受けてこうコメント。

「緊急事態宣言を受けてお客さんが激減する中、お金儲けをしようと思って開けているお店はないと思います。ですから今大切なのは、生活のために開けているお店への批判ではなく、お世話になってきたお店への応援ではないでしょうか。電話1本、LINE1通でも、何が自分にできるか気付けると思います。自粛要請の限界や矛盾を店主に押し付けないためにも、皆さんの温かい一言が必要です」(4月21日)

 こうした藤井アナの熱いメッセージはツイッターでもトレンド入りするほどの反響を呼んでいる。「救われる」「ほんとに心に刺さる」「どんな政治家よりわかりやすく心に響く」「1日のストレスが和らぐ」「気持ちが少し静まった」などなど、多くのコメントが寄せられている。