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【ソフトバンク】スピード出世の救世主 リバン・モイネロの魅力

文春野球コラム ペナントレース2017

2017/08/31
note

※文春野球コラムは“代打制度”を導入しました。今回、ソフトバンクホークスの筆者は松中みなみに替わりまして代打・川原豪介です。

【松中みなみからの推薦文】
 川原さんは弱い頃のダイエー時代からホークス一筋の福岡男子! ハワイの優勝旅行にも2年連続で参加、ソフトバンクとのコラボグッズを発売してる、私が今、一緒にホークス観戦したい1人です!

【プロフィール】
ブルーリバー川原豪介/かわはら・ごうすけ
芸人 1981年 福岡県福岡市出身
 ラジオでは週3日、ホークスの試合やマニアックな野球話をする番組、『ホークスじゃんじゃん』を担当し、テレビではホークス納会ゴルフ、ハワイ優勝旅行、優勝特番などホークスに関わる仕事をたくさんしている。もちろんプライベートでも観戦しまくる公私共にホークスを愛する福岡芸人!

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ブルーリバー・川原豪介 ©ワタナベエンターテインメント

◆ ◆ ◆

 プロ野球も終盤戦に入り優勝争いがいよいよ佳境に入ってきた。そんな中、我らがホークスの優勝へのキーマンとなるのが、いや、既になっているのがキューバから来た育成出身「リバン・モイネロ」だ!

 ホークスといえば、三冠王も射程圏内の柳田選手や三年連続40セーブでプロ野球記録の46セーブも狙えるサファテ投手、WBCで大活躍した育成出身の千賀投手、同じく育成出身で今年ブレイクした甲斐捕手、オールスターに初出場した期待のホープ上林選手など注目選手はたくさんいます。他にも内川、松田、今宮選手などあげればキリがない程ホークスはスター選手が沢山いる中で、僕はモイネロ投手を推す!

リバン・モイネロ ©時事通信社

 5月23日の入団会見後、6月27日には一軍初登板。早い! そして、育成選手としての期間の短さ! ホークスに入団して最初にもらった背番号143番に愛着がわく暇もなく、すぐに35番となり一軍登板。そして7月2日に初勝利。バリ早い! 入団会見の約40日後に初勝利って……すごい! しかもまだ21歳という若さ!

 モイネロ投手は178㎝/69㎏と身体はあまり大きくないが、武器はキレのあるストレートと抜群のコントロール。四球がかなり少ない。これは母国キューバで、植えられた10mの高さになっている木の実を小石を投げて落としていた事からコントロールが磨かれた、と本人も言っている。

 いや、木の実をとる為に石を投げていたらコントロールが良くなったとか、昔のマンガのエピソードやん!

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