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連載シネマチャート

リドリー・スコット渾身の新作「エイリアン:コヴェナント」を採点!――シネマチャート

〈あらすじ〉

2104年、コールドスリープ中の男女2000人を乗せたコヴェナント号は、最新型アンドロイドのウォルター(マイケル・ファスベンダー)に管理されながら、植民地となる惑星へ向かっていた。ところが、トラブルにより船体が甚大なダメージを受け、船長をはじめ数十人が命を落としてしまう。船長の妻ダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)や船長代理のオラム(ビリー・クラダップ)ら生き残った13人の乗組員は、修復作業中に謎の電波を受信。小型船で電波発信元の惑星に降り立った調査隊は、未知の生命体によって、次々と惨殺されていく。絶体絶命の調査隊の前に現れたのは、ウォルターの前世代にあたるアンドロイドのデヴィッド(ファスベンダー2役)だった。

〈解説〉

リドリー・スコットが、自身が監督した『エイリアン』(1979年)の20年前を舞台に、“エイリアン誕生の秘密”を描く。122分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆M・ファスベンダーのアンドロイド(1人2役)演技が妖しい見もの。セットのデザインも上等だが話が込み入りすぎて。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆展開はお約束どおりだが、M・ファスベンダーの異物感が眼を惹く。視覚効果に手を抜かない老監督の気力に感心した。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆なぜ人間を住処に武器をつくり出すのか? これまでのシリーズを超える謎と恐怖に震え上がった。一刻も早く続編を。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆中世の画家がハリウッドの最新技術を手にしたような地獄絵図。リドリーの美学や嗜好が極まり、壮大な個人映画の感も。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆前作から続く物語、至高『エイリアン』へ回帰。リドリーブルーの陰翳、不敵なファスベンダーなど予想を超え面白い。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©2017 Twentieth Century Fox Film
INFORMATION

「エイリアン:コヴェナント」(米)
9月15日(金)より、全国ロードショー
監督・製作:リドリー・スコット
出演:マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン、ビリー・クラダップ、ダニー・マクブライド、デミアン・ビチル ほか
http://www.foxmovies-jp.com/alien/