昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

「インターネットで言えない」オタク女子の果てしない浪費の実態 #2

韓流にハマる女とホストにハマる女

「アメリカのダラスまで行って、推しがいなかったことはあります」

ユッケ:コンサートに入れなかったことはないんですか?

ジャッカロープ:なんか私は運がよくて、行って入れなかったことは今までないです。

かん:でも、自分は海外に行ったしチケットもあったのに、推しが出なかったことはあったと、本で書いてましたね(笑)。

ジャッカロープ:そう! アメリカのダラスまで行って、チケットも念のため2枚買ってたのに、推しがいなかったことはあります。会場に着いたら、「KAI WILL NOT BE PERFORMING TONIGHT」とさらっと紙一枚のお知らせが……。

もぐもぐ:本当にあった怖い話ですよ。

 

ユッケ:ちなみに、これまでで一番大変だった場所は?

ジャッカロープ:やっぱり、ジャカルタとかダラスは、ひとりでコンサートのために行くところじゃないです。韓国、台湾、香港は交通手段が発達していて、ひとりで地下鉄に乗って移動できるし、食事もファストフードで済ませられますけど、そういうのがない。特にアメリカは基本的に車移動の社会なので。空港まで行けても、その後会場に行く手段が全くないんですね。

ひらりさ:じゃあダラスでは、会場までどうやって行ったんですか?

ジャッカロープ:もともとはタクシーを使う覚悟でした。でも、空港に着いて、つぶれそうなモーテルに泊まったら、たまたま次にチェックインしたお姉さんが、EXOのコンサートに行くアメリカ人だったんです。その人の車に乗せてもらった。

ひらりさ:つぶれそうなモーテル……B級映画によく出てくるよね(笑)。

ジャッカロープ:コンサートが終わった後もその人と食事をして。「あなた、日本からわざわざ来たし、しかも推しのカイくんが今日出てなかったし、ハンバーガーおごってあげる」って言ってくれて(笑)。

もぐもぐ:いい話すぎる。

ジャッカロープ:今年の4月にもう一度アメリカのコンサートに行きました。それにはカイくんも出られたんですけど、彼女と再会できたのもとても嬉しかったです。でも、やっぱりアメリカはコンサートに行く場所ではないですね(笑)。

 

外国人限定40名の“チケッティング戦争”

ユッケ:すごいなぁ。「浪費」ということでいうと、EXOというグループに対して、どういうことにお金を使いますか?

ジャッカロープ:EXOは、すごく良心的なグループだと思うんです。基本的にお金を使えるのは、コンサートとサイン会とCDだけ。接触イベントはかなり少ないですね。チケットにお金かけるか、サイン会かどちらかです。

ひらりさ:ジャッカロープさんは、コンサート以外の現場にも行くんですか?

ジャッカロープ:カイくんの誕生日イベントには行きました! 定員が800人なのに、外国人枠が40人と決まっていて大変だった……。

かん:外国人枠があるの? 抽選で決まるんですか?

ジャッカロープ:先着順、ヨーイドンでした。販売当日か前日に、イベントチケットの購入案内が送られてくるんですよ。「明日18時から」みたいに。時間に合わせて、公式専用サイトにアクセスして、うまくいけばチケッティング成功です。

ユッケ:サイン会は行ったことありますか?

ジャッカロープ:私はまだ参加したことがないですね。サイン会にお金を使うなら、チケットに同じ分のお金を出したいなと思ってるタイプです。

かん:日本のアイドルだと、マジでサインしかしてくれないじゃないですか。でも、韓国のアイドルはもうちょっとコミュニケーションがありますよね。サインをもらう以外に握手もできるし、人として扱われる。「人として扱われる」ためにお金を払うんです。

ひらりさ:ジャッカロープさんは、推しに接触したい願望はあるんですか?

ジャッカロープ:あぁ……ないですね。私、全くないんです。しゃべりたいという気持ちもほとんどなくて。もうとにかくカイくんのダンスを観たいっていう、その一心だけです。

はてなブックマークに追加