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ディスタンス系のボールなら誰もが最大限に飛ばせるとは限らない。ヘッドスピードとスピン量によって、飛ばせるボールは変わる。

アドバイザー
ゴルフクラブアナリスト マーク金井さん
新旧のゴルフクラブの性能に詳しく、試打のスペシャリストとして多くのメディアで活躍中。物理的な計測データを取り入れた独自の試打レビューにはファンが多く、クラブメーカーからも一目置かれるほど。自身でもオリジナルクラブの設計や練習器具の開発を行っている。

 ボールは、ディスタンス系とスピン系の2種類に大別される。飛ばせるボールとして知られているのは、その名のとおり前者のほうだ。

「インパクトしたときにヘッドの衝撃でボールはつぶれますが、つぶれ度合いが大きいほどスピン量が少なくなります。ディスタンス系は、コアを軟らかくすることで大きくつぶれ、低スピンで飛ばせるように作られたボールです」

 多くのアマチュアは、ドライバーでスピン量が多すぎて飛距離をロスしている。だからこそ、スピン量を減らせるディスタンス系ボールを使うと飛距離をアップさせられる。ただし、誰が使っても飛ばせるわけではないらしい。

「飛距離を決めるのは、打ち出し角、スピン量、ボール初速という三要素。ヘッドスピードが速くてインパクトでボールがつぶれすぎると、ボール初速が落ちてしまいます。ディスタンス系ボールで飛ばせるヘッドスピードの上限は42~43m/sぐらいです」

 それ以上にクラブを速く振れる人は、コアが硬いスピン系ボールを使ったほうが飛ばせる可能性が高いとのこと。カテゴリー名にとらわれず、自分のヘッドスピードに合った飛ばせるボールを使いたい。

「飛ぶ」「止まる」の両方を叶えるボールとは?