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“大物”東山紀之、キャスター進出の「期待」と「不安」

後輩に範を示せるか? ©文藝春秋

「ジャニーズで最もダークスーツが似合う男。ビジュアル的には文句なしですが、問題は中身が伴うか」(放送記者)

 10月1日スタートの報道番組「サンデーLIVE!!」(テレビ朝日系・日曜午前5時50分~)で初のキャスターに就任する東山紀之(50)。

「7月の発表時、起用に首を捻る向きもあったが、本人はやる気満々。スタッフと週1回の勉強会を10回以上重ねている。9月の制作会見では『“なぜ彼が”という声もあるが“だから彼なんだ”と思われるよう頑張りたい』と覚悟を語りました」(同前)

 所属のジャニーズ事務所は東京五輪を見越してキャスター界への進出を図っている、と指摘するのは芸能デスク。

「すでに嵐の櫻井翔(35)とNEWSの小山慶一郎(33)が日テレのニュース番組の曜日キャスターとして活躍中。次なる候補として、役者とキャスターの両立を目指す東山を推していた。後輩が先駆者として成功しているだけに、意地とプライドを賭け、満を持しての挑戦です」

 テレ朝の台所事情も見え隠れする。

「昨年、古舘伊知郎(62)が『報道ステーション』を降板してから、テレ朝には看板キャスターがいない。東山はドラマで貢献度も高く、すんなり決まったそうです。ただ日曜の朝8時台は関口宏(74)の『サンデーモーニング』(TBS系)を筆頭に強力なライバルがいる激戦区。長く放送していた特撮番組をずらして、まともな対決を避けた感がある。東山がキャスターとしてどれだけ技量を発揮できるか、テスト的な意味合いも含んでいる」(テレ朝関係者)

 番組は2時間40分の長丁場。3人の局アナがサポートするが、気になるのは東山がニュースをどう解説するか。

「番組は『日曜の朝だからこそ知っておきたい』をキャッチコピーにした時事問題が中心。ターゲットは東山と同年代のお父さん。会見で『子供の疑問にも答えられる大人でいたい』と語ったのは、父親層の共感を狙っている表れ。問題は大きな芸能ニュースの扱いです。東山がスキャンダルをどう語るのか、注目される」(テレビ誌記者)

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