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【西武】渡辺元監督がドラフトでクジを引き当てるためにしていたこと

文春野球コラム ペナントレース2017

2017/10/01
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注目のスカウト陣

2010年、西武の入団発表会見 ©時事通信社

 私が毎年注目しているのが北海道・東北地区担当の水澤英樹スカウト。自由枠で青森大・細川亨(現楽天)、希望枠で東北学院大・岸孝之(現楽天)を獲得したのは日頃の熱心さや努力によるものでした。これらの枠が廃止された後も秋山翔吾(八戸大)や売り出し中の「富士大トリオ」の山川穂高、外崎修汰、多和田真三郎を水澤スカウトの眼力で獲得できたのです。

 今年から九州・沖縄地区担当に就任した高山久スカウト。昨年までは球団職員として少年野球などの指導を行っていました。昨年、都内に一戸建てを購入し新生活を始めた途端に異動の通知が。「転勤がないはずなのに、まさか(唯一転勤のある)スカウトになるとは」と苦笑いした高山スカウトは、生まれ故郷(熊本)を中心に活動しています。

キャンプの手伝いもスカウトの仕事 ティーを上げる高山スカウト(左) ©中川充四郎

 さて、今回のドラフトでは新人スカウトのお眼鏡にかなった選手が指名されるのでしょうか。

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※「文春野球コラム ペナントレース2017」実施中。この企画は、12人の執筆者がひいきの球団を担当し、野球コラムで戦うペナントレースです。コラムがおもしろいと思ったらオリジナルサイト http://bunshun.jp/articles/4348 でHITボタンを押してください。

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