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昇太師匠のマニアックな城トークを楽しもう

11/11(土)春風亭昇太×東郷隆「人生に、文学を。」特別講義開催

genre : ライフ, 歴史

 昨年の「真田丸」から今年の「おんな城主 直虎」へ、戦国ブームに乗って“歴女”たちも相変わらず、イケメン武将の幻影を追いかけて各地に出没している。そしていま、新たなブームの気配をひしひしと感じさせるのが、“お城”だ。

 ドラマの舞台となった有名なお城だけではない。竹田城、越前大野城、雲海に雄大な姿を浮かべた“天空の城”が多くの観光客を集めているのはご存知だろうが、これまであまり話題とならなかったお城の存在がクローズアップされ、その流れがいまや、大河となりつつあるのだ。男児よ、この流れに遅れまいぞ!

 そんな状況に、一人ほくそ笑んでいる落語家がいる。お馴染み「笑点」司会者の春風亭昇太さん。芸能界きっての城マニアとして知られ、『城あるきのススメ』(小学館)という本まで出している。

 

 そのマニアぶりが半端ではない。何しろ、師匠が愛するのは、そびえたつ堅固な高石垣や白亜の大天守! ではなく、草深き山中にわずかにその痕跡をとどめる「中世の城」で、やぶ蚊に悩まされつつ、雑草をかき分け、かき分け進む先にあるのは、曲輪や堀切、竪堀といった素人には何が面白いのかさっぱりわからないシロモノ。もちろん、歴女も観光客もいません。それどころか、地元の人さえその存在を知らない! 全国各地を回る高座、独演会の傍ら、寸暇を惜しんで城跡を巡っている。

 繰り返すけど、何がそんなに面白いのですか? 師匠にとってはめくるめく世界の魅力を素人にもわかりやすく語ってくれるイベントが、11月11日(土)東京・四谷の上智大学で開催される。公益財団法人・日本文学振興会が展開する「人生に、文学を」オープン講座として、歴史作家の東郷隆さんと丁々発止、お城について語ります。題して「読んで、歩いて、もっとお城を楽しもう」。

 東郷隆氏は、お城の魅力がどう文学作品に昇華されているか、具体的な作品を挙げながら解説をしてくれる。こちらも大いに楽しみ。参加は無料だが、以下の特設サイトからご応募ください。応募多数の場合は抽選となります。

INFORMATION

2017年11月11日(土)「人生に、文学を」オープン講座 第9講 特別講義
https://www.jinsei-bungaku.jp/event5.html

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