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テレ東初出演の和久井映見に注目 「ひよっこ」の人気者をそろえた新ドラマ

「ひよっこ」でイメージ一新の和久井映見 ©時事通信社

 10月20日開始の連続ドラマ「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~」(テレビ東京系)が期待を集めている。放送記者が語る。

「キャストがNHKの前期朝ドラ『ひよっこ』の出演者中心なのです。主演は、朝ドラでは有村架純の父親役だった沢村一樹(50)。ヒロインに和久井映見(46)。さらに三宅裕司(66)。脚本も朝ドラと同じく岡田惠和氏。小さな広告会社を舞台にしたコメディーですが、『朝ドラが金曜夜に引っ越した』とファンも大騒ぎ。朝ドラで人気を得た役者を民放が起用するのは珍しくないですが、ここまで“丸ごと”は初めてでしょう」

 これも勢いに乗る今のテレ東のなせる技。

「朝ドラでは前半で姿を消した竹内涼真(24)が人気者になりましたが、後半、視聴率20%台と好調が続いたのはドラマの展開自体が要因。テレ東はそこに目を付け、脚本家まで連れてきたのでしょう。独特のアイデアで番組作りをする、最近のテレ東の姿勢に芸能人も共感。以前は出なかった大物が出演するようになったことも大きい」(同前)

 特に、テレ東初出演となる和久井が注目されている。テレビ関係者が話す。

「ベテランの域に入る和久井ですが、最近は『必殺仕事人』シリーズの元締め役のように“静”のイメージが強い。それが『ひよっこ』では一転、お茶目で可愛い中年女性役で見直された。1992年、ビールのCMでの『うまいんだなあ、これが』という台詞で一躍注目されたように、本質的にはちゃきちゃきの江戸っ子キャラが似合う。朝ドラはまさにその線でお茶の間から愛された。テレ東のドラマでもそのイメージを活かし、喫茶店の看板娘役。沢村らと絡むシーンが見どころです」

 和久井の私生活も気になるが……。

「ドラマの共演がきっかけで萩原聖人(46)と24歳で結婚。長男を得ましたが8年で離婚。その後の生活はベールに包まれ、浮いた話もない。これまではマイペースな活動でしたが、来年女優生活30周年を迎えるにあたり、新たな役に挑戦。新ドラマが評判を呼べば露出がさらに増えそうです」(芸能デスク)

 このドラマ、有村架純はいないが、“ひよっこロス”に陥った視聴者の受け皿となれるか?