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JRスタッフが実践中! 外国人の気持ちがわかる「英語対応力アップ」のメソッド

日本在住30年のルーシーさんが教えるインバウンド対策

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「Have a nice day!」とルーシーさんに声をかけて現場に出ていく男性スタッフ

 ルーシーさんは、「Have a Nice Day企画」の反響をすでに実感しているという。

「私はやっぱり現場主義で、直接行って『きょうも頑張ってください!』と皆さんに言いたいんです。この間、JR関内駅で降りたとき、アクセスさんのスタッフの方に挨拶しようと思って『こんにちは、英語のルーシーです』って言った途端に、本人が私の顔を見て大きな笑顔で『Have a nice day!』と言ってくれたのがとても嬉しかった」

常磐線・水戸行きの特急列車を清掃中。発車までの6分間が勝負

「点呼」が終わったあと、上野駅構内で東日本環境アクセスの清掃スタッフが日頃どんな仕事をしているのか、こっそり見学させてもらうことに。ある女性スタッフにルーシーさんからのアドバイスをどんな風に生かしているか尋ねると、

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「お化粧室の中に入っていくときの『失礼いたします』は『Excuse me!』ではなく『Good Morning!』とお声がけするようにしています。清掃スタッフが頻繁にトイレに入ることは海外では珍しいので、何か用があるのかとお客様をびっくりさせないようにと思っています」

「TEAM ACCESS」のロゴが入った制服は、オンワード樫山とのコラボデザイン