昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

【楽天】イーグルスがCSを勝ち抜く、これだけの理由

文春野球コラム クライマックスシリーズ2017

 さぁー!! ついに来ました! クライマックスシリーズファーストステージ! 埼玉西武ライオンズを倒し、福岡に乗り込むぞー!

 しかしながら世間の風は意外に冷たい……。

 先日『CSを勝ち抜くのはウチだ!』という番組に楽天ファン代表で呼んでもらったんですが、本番終わりの楽屋での会話ですわ。

僕「いや、でもホンマにファーストシリーズは楽天が勝つと思うんですよねー」

他球団ファン「……」

僕「楽天が勝つと思うんですよねー!(声を大にして)」

他球団ファン「…………」

僕「僕の声聞こえてます?」

他球団ファン「聞こえてるよ」

僕「どういうことやー(笑)」

他球団ファン「そういうことや」

 おおぉぉーい!!

 みなライオンズが勝つ思てるんかーい。

 くそー、確かに対戦成績は悪い。でも、ここに来てええ話題もたくさんあるし、戦い方次第でホンマにいける思てますっ。

銀次とのツーショット

完全復活した茂木栄五郎

 では、さっそくええ話題から。まずは茂木栄五郎選手の完全復活ですわ! 今年のイーグルスは茂木選手と共にあると思てます。開幕から前半戦は絶好調で5月が終わった時点で打率.329、ホームランも10本打ち、生え抜きの日本人選手では初の二桁本塁打を達成させていました。しかし後半戦突入前に右肘をケガし、復帰後も、あの豪快な振りが戻らず8月の打率は.242と落ち込むとチームも6連敗、10連敗を記録してしまうんです。しかし徐々に状態を上げていき、9月末の札幌ドームでの逆方向へのホームラン! あれを見て茂木完全復活を確信しましたねっ。

 実際その2日後にKoboパークで少しお話させてもらったんですが、「調子は戻りました! 振れすぎて困ってます」とも語ってくれたんです。そしてインタビューの翌日にはライオンズ戦で2安打放ち7月9日以来の勝利に貢献、先日の今シーズン最終戦ではあわやサイクル安打の4打数4安打と最高の状態で14日を迎えます。

「振れすぎて困ってます」と語る茂木栄五郎

 さて、たらちねのと来れば「母」、あをによしと来れば「奈良」である。ならば茂木栄五郎という枕詞があるならば続くものといえば、そう

「カルロス・ペゲーロ」

 これしかない。

 確かに最近の成績は良くないが、ライオンズ戦では打率.321と絶好調。しかもあの菊池雄星投手からも今シーズン23打数8安打、打率.348と相性抜群。多和田投手からも打率.400、野上投手からは打席数はわずかだが打率1.000と恐ろしい成績を残している。

 一番茂木、二番ペゲーロは今年のイーグルスの象徴だと思っている。それを貫いたのなら、結果ではなく納得の戦いができるはず。是非最後の戦いこの一、二番で僕は勝負してほしい。