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連載シネマチャート

恐怖と感動の全米大ヒットホラー 映画「IT/イット“それ”が見えたら、終わり。」を採点!――シネマチャート

〈あらすじ〉

アメリカの閑静な田舎町で、子供の失踪事件が相次いでいた。内気で吃音のビル(ジェイデン・リーバハー)の弟ジョージーも、大雨の日に1人で外出し、大量の血痕を残して姿を消してしまった。罪悪感と悲しみを抱えたまま中学生になったビルの前に、突然邪悪なピエロの姿をした「それ」(ビル・スカルスガルド)が現れる。不良少年の標的にされている親友のリッチーや、父親に虐待されているベバリーら、「ルーザーズ・クラブ」の7人の仲間もまた、何かに恐怖を感じるたびに「それ」を目撃していた。秘密を共有する7人は、勇気を出して「それ」に立ち向かうことを決意する。

〈解説〉

スティーヴン・キングの代表作を、『MAMA』で注目された新鋭アンディ・ムスキエティ監督が実写化。ティーンの成長と友情、初恋も描くホラー映画。135分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆冒頭の怖がらせ方と肥満少年が町の歴史を調べる所が特に好き。『スタンド・バイ・ミー』風味も。建物の質感も怖い。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆最初はお約束だが、じわじわと火が通っていく。監督・脚本・撮影に南米系やアジア系の感覚が入って、面白い味が出た。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆現実の恐怖が深刻だから、怯える演出が効いている。排水溝の場面では、ペニーワイズの心理が理解できそうで怖かった。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆良質のジュブナイル・ホラー。日常を悪夢的に変異させる演出に社会批評が宿り、子役たちも抜群。キング原作物でも上位。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆80年代タッチの子役が可愛い『グーニーズ』的冒険譚。昔のペニーワイズが強烈過ぎるも、実はイケメン俳優が健闘。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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INFORMATION

「IT/イット“それ”が見えたら、終わり。」(米)
11月3日(金・祝)より、丸の内ピカデリーほか全国公開
監督:アンディ・ムスキエティ
出演:ジェイデン・リーバハー、ビル・スカルスガルド、フィン・ウルフハード、ソフィア・リリス ほか
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