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連載THIS WEEK

元NHKに女子大生
お天気キャスター戦線に異状あり!?

source : 週刊文春 2016年3月31日号

genre : エンタメ, メディア, テレビ・ラジオ

 

「4月の番組改編期で各局とも目立つのがニュースや情報番組の改革。特に今年はお天気コーナーのキャスティングに異変が起きています」(放送記者)

“急先鋒”がTBSの朝の情報番組「あさチャン!」。NHKの「ニュースウオッチ9」で5年間天気コーナーを担当した気象予報士の井田寛子(37)を起用する。

「井田は3月でNHKとの契約が切れると同時にTBSに移り、夜の顔から朝の顔になる。『あさチャン!』は夏目三久に代わって2年になりますが、苦戦続き。前身のみのもんたの『朝ズバッ!』時代、予報士の根本美緒を起用して成功した実績があることからのテコ入れではないでしょうか。特に関西で数字が取れておらず、井田がすでに全国区なのは強み。分かり易い解説と美脚で人気です。昨年、結婚したことで心機一転、タレントとしての活動にも意欲を持っているそうですから、NHK時代とは違った顔が見られると期待されています」(同前)

 時間帯がかぶるライバルの「めざましテレビ」(フジ系)も抜かりはない。

「7代目“お天気キャスター”として現役早大生の阿部華也子(19)を起用して対抗する。予報士の資格がなくても、原稿を読むだけなら問題ありません。芸能プロ所属の6代目のキャスターの評判がイマイチで、女子大生の起用で新風を吹き込む作戦のようです」(テレビ雑誌記者)

「NEWS ZERO」(日テレ系)でも“ミス立教”の良原安美と青学の井上清華という2人の20歳の女子大生を起用する。

「近年、異常気象の影響もあり天気コーナーも重要視されている。基本的に予報自体は変わらないだけに、他局と差をつけるには予報士のキャラしかない。男性は『とくダネ!』(フジ系)の天達武史のように爽やかで親しみ易さがあるか、『ひるおび!』(TBS系)の森朗のようにキャラが立った人に人気がある。女性は、ビジュアル面では清潔であまり過剰にならない色気がある人が受ける。そこに“声がいい”といったワンポイントも必要です。既成のタレントよりも女子大生は新鮮で知的に見える点が買われているようです」(テレビ関係者)

 天気予報の世界は、春から暑い!