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東出昌大がドラキュラに見える? 高橋洋が黒沢清と19年ぶりタッグ

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高橋洋氏

『リング』(98年)の脚本でJホラーブームを牽引した脚本家・映画監督の高橋洋さんが、19年ぶりに盟友・黒沢清監督と組む。9月に公開された『散歩する侵略者』のスピンオフによって、ファン待望のタッグが実現したのだ。

「『予兆』のお話があったのは黒沢監督が『散歩』の撮影を終えた直後『クリーピー 偽りの隣人』(16年)について僕と対談した時で、ピンと来たそうです。黒沢さんは、『散歩』の原作者で劇作家の前川知大さんの熱心なファンで、ホラー的にアプローチしてみたいと。僕は意外にも黒沢さんが演劇を見てるのか! と驚いた」

『予兆』は原作をベースに人類の概念を吸い取る異星人による侵略を描く。東出昌大の演技が吸血鬼を想起させ、ひたすら怖い作品だ。

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「正編も侵略SFですが、『予兆』は怖さに特化するぞと。東出さん演じる真壁がドラキュラに見えたとしたら、今までにない吸血鬼像が描けたのかも(笑)」

 黒沢作品に続き、高橋さんの監督作『霊的ボリシェヴィキ』も話題沸騰中だ。

「黒沢さんが常に新しい表現を目指すように、僕も6年ぶりの監督作で、Jホラーの頃とは違う新しい怖さに挑戦します」

INFORMATION

映画『予兆 散歩する侵略者 劇場版』
11月11日より新宿ピカデリーほか全国順次公開
http://yocho-movie.jp/

東出昌大がドラキュラに見える? 高橋洋が黒沢清と19年ぶりタッグ

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