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AKBグループを悩ます「未成年の水着グラビア」問題 写真集“バカ売れ”坂道グループとの違いは…?

AKBグループを悩ます「未成年の水着グラビア」問題 写真集“バカ売れ”坂道グループとの違いは…?

2021/11/15
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 AKB48グループの“水着戦線”が再び変化の時を迎えて来ている。渦の中心にいるのは9月12日に「田中美久 1st写真集 1/2少女」(双葉社)を出版したHKT48田中美久(20)だ。週刊誌のグラビア担当者が説明する。

 「田中の写真集は週間1万2000部を売り上げ、『オリコン週間BOOKランキング』のジャンル別『写真集』で1位を獲得しました。続く週でも1万部以上を売り上げ、累計で2万4000部以上を売り上げているそうです。これは乃木坂46など『坂道グループ』にこそおよびませんが、7月に発売したAKB48の柏木由紀の写真集『Experience』を上回る高い数字。AKB48グループでも久々の明るい話題となりました」

「48Gのグラビアクイーン」を目指す田中美久 ©️時事通信社

「48グループのグラビアクイーンに」と宣言した田中だが…

 大きな反響に気を良くしたのか、写真集発売日に都内で行われた発売記念囲み取材で、田中は「これを機に48グループのグラビアクイーンになりたい。沢山の雑誌の表紙をジャックしたい。グラビアクイーン目指して頑張ります!」と誓いを立てていた。事実、この前後で漫画誌やアイドル誌の表紙を田中の水着グラビアが飾る事もあった。これにはファンもSNS上で一定の盛り上がりを見せたが、一方で以前から応援し続けているファンの中には「3年遅い」「今更宣言しても…」などの複雑な思いを吐露する声もある。

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田中美久写真集「1/2少女」 初週で1万2000部を売り上げた

「実は田中は今年20歳を迎えるまで水着を“制限”されていたんです。元々スタイル抜群で人気もあり、AKB48グループの中でもグラビア向きの新星として期待されていました。16歳だった2018年から水着グラビアで度々雑誌の表紙を飾っていたんです。いよいよグラビア界のニュースターが順風満帆のスタートを切ったと思ったのですが…」(前出・週刊誌グラビア担当者)

 各メディアがこぞって田中にグラビアオファーを出す中、ある漫画誌の水着ショットがなぜか“問題視”されてしまったという。