昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載THIS WEEK

冠テレビ番組ではNHK批判を封印
和田アキ子の心境

source : 週刊文春 2016年12月15日号

genre : エンタメ, 芸能, テレビ・ラジオ, 音楽

今も本業は「歌手」なのだが……

「紅白」出場歌手発表でサプライズとなった和田アキ子(66)の落選。その後の和田の発言を巡り、NHKとの間で新たな遺恨に発展しそうな気配が漂っている。

「和田は11月24日の発表当日、『これからの歌手人生のための一つの通過点と思っております』と神妙なコメントを出しました。しかしその2日後、パーソナリティーを務めるニッポン放送の『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回』では一転、アッコ節が炸裂。『正直、悔しい』と前置きし紅白の話だけで約16分費やした。『今年は紅白を見たくない』『NHKにはスクランブルをかけて欲しい』などと過激な発言も飛び出し、業界内にも衝撃が走りました」(放送記者)

 音楽関係者が続ける。

「もともと“事務所の力でヒット曲がなくとも出られる”と毎年批判があったのに、和田自身は出て当然と思っていた。今回も記念の40回目の出場で落ちるはずないと楽観視していたのです。『週刊文春』が報じていましたが、事務所には事前に落選の知らせがあった。その時点で、自ら“卒業宣言”をするという手もあったのですが、事務所の交渉力に一縷の望みを託したわけです。それが実らず、不満を爆発させてしまったようです」

 そんななか注目されたのが、12月4日放送の和田の“看板番組”『アッコにおまかせ!』(TBS系)だった。

「落選直後の先週は駅伝中継でお休み。今週はどんな発言が飛び出すかと期待されたのですが、ASKA逮捕の話が中心でなんと紅白はスルー。取り上げるとまた不満が噴出しかねないため、これ以上騒ぎになることを避けたのでしょう。ただ、“ご意見番”と呼ばれる人が自分のことだけ口を閉ざすようでは……」(芸能デスク)

 さらなるNHK批判は思いとどまった和田だったが“時すでに遅し”かもしれない。

 NHK関係者はこう憤る。

「和田の落選は、ベテランの細川たかしの卒業や伍代夏子らの落選も合わせて、世代交代の一環として目立たなくなるよう配慮した。プロデューサーもこれまでの貢献に感謝の言葉を送った。それなのに、『紅白を見たくない』というのはまだしも、“スクランブル発言”はNHKに喧嘩を売っているように聞こえます」

 笑って許せないようだ。

はてなブックマークに追加