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「美尻」になるために知っておきたい5つの“新常識”

「美尻」になるために知っておきたい5つの“新常識”

『美尻トレ 究極のヒップメイク 』美尻の魔術師・岡部友が惜しみなくコツを伝授

2017/12/13

 ただ細ければいいという時代は終わり、健康的で女性らしいボディを目指す女性が増えている。そこで、腹筋ブームに続いていま盛り上がっているキーワードが「美尻」。美尻ブームの到来は、“モテ”のためではなく、自分を高めたいという女性が増えているのも理由のひとつだ。

『美尻トレ 究極のヒップメイク』の著者であり、“美尻の魔術師”としてTVや雑誌で話題沸騰中のカリスマトレーナー・岡部友氏に、知っているようで知らない美尻になるための“新常識”を教えてもらった。

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(1)むやみに筋トレするだけでは美尻は生まれない

 ここ数年、女性の筋トレへの関心が高まってきているのを感じています。女性専用のフリーウェイトジムでトレーナーをしているので、トレーニング熱が盛り上がってきているのは嬉しいことです。

美尻ブームの先駆けであり、カリスマトレーナーとして活躍中の岡部友さん。

 ジムでは、「Glutes in Action」という、私が考案したオリジナルメソッドを取り入れて、美尻作りに特に力を入れていますが、今まさに「美尻」を目指す女性は増えています。ただ、残念ながら、まだまだ筋トレについて誤解されている情報は多いです。

 例えば、みなさんは、ヒップアップのためと称してスクワットを何回も行ってはいませんか? スクワットをそのままのフォームでむやみに行うと、狙ったところ以外が張ってしまうことがあります。ヒップアップして太ももを引き締めるつもりが、お尻よりも太ももに効果が出てしまい、逆に太ももに筋肉がつきすぎてしまったということも起こり得ます。

 他の部位にも言えることですが、メディアの情報を鵜呑みにしてがむしゃらに筋トレするだけでは、理想のボディラインにはなりませんし、美尻も生まれません。もちろん、筋トレはとても重要ですが、まずは正しい知識を得ることの方が重要です。『美尻トレ 究極のヒップメイク』では、正しい知識とトレーニングメソッドを紹介しています。

(2)美尻のためには脂肪が必要

小さいお尻になれば解決するということはない。

 お尻が垂れていると悩んでいる女性の大半が、お尻を小さくしたいと言います。でも、問題はお尻の大きさではありません。何となく小さくなれば全て解決するように思ってしまうのですが、小さくしようとして脂肪を落としてしまうのは逆効果。

 キュッとあがった丸い美尻のためには、実は筋肉だけでなく脂肪も必要です。

 例えばラテン系の人のボンキュッボンの体形は、とても女性らしくて美しいですが、実は体脂肪率だけ見るととても高いんですよ。美尻を作ることと、体脂肪を減らすことは、まったくもって無関係だということです。

(3)お尻が垂れるのは年齢のせいではない

Before&Afterの一例。トレーニングの効果は一目瞭然。年齢に関わりなく、ここまで変化できる。

 扁平尻である、メリハリがない、丸みがない、張り尻であるなど、お尻に関する悩みは人それぞれです。なかでも、若い頃はお尻に張りがあったのに、いつの間にか垂れてきたと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。年齢のせいと諦めていませんか?

 確かに何もしなければ、年齢とともにボディラインは崩れていきます。でも、それは単に筋肉を使っていないために、筋肉が落ちて扁平になったり、脂肪が垂れて見えたりするだけのことです。

 ちゃんと筋肉を動かせば、何歳からでも、誰でも美尻を手に入れることが可能ですよ。

美尻の魔術師・岡部友さん尻!