昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2年ぶり復帰、ショーンKの戦略は「姿を消してブランド価値を高める」

本誌2016年3月24日号

〈今後もライフワークとして、この様に社会的にも意義のある企画があれば是非参加させていただきたいと思っています〉

 16年3月、本誌の経歴詐称報道を受け、活動を休止していたショーンKこと川上伸一郎氏(49)が、元日放送の特別番組で復帰。実に1年10カ月もの“潜伏生活”を経てのメディア出演となったが――。

 番組は、TOKYO MXで放送された『世界見聞録~モンゴルで経済と豊かさを考える旅~』。川上氏が現地の実業家へのインタビューや遊牧民のゲル生活の体験を通じて、モンゴルの経済状況をリポート。17年10月、モンゴルに1週間滞在して収録したという。

「川上氏は、16年の騒動でフジテレビ『ユアタイム』を降板。彼の所属事務所は出演料1億円を見込んでいたようで、相当な痛手だったといいます。事務所では一番の稼ぎ頭で、社長も何とか復帰させたがっていた」(スポーツ紙記者)

「それはダメだと思います」の迷言も ©文藝春秋

 活動休止中、川上氏の“雲隠れ”ぶりは徹底していた。その間の動静は、「地方に移住した」「コンサルタント業をしている」など真偽の不確かな情報が漏れ伝わってくるのみ。17年5月に本誌記者が自宅近くで川上氏を直撃した時には、キャップを目深に被り、大きなマスクで顔を覆い、パッと見だけではわからない。往時の川上氏とは似つかぬものだった。

 川上氏と親交のあったフリーアナウンサーの長谷川豊氏が語る。

「最近は会っていませんが、親しい時期は一緒に飲みに行くこともあり、趣味のキックボクシングの話などをしました。

 私が13年に横領疑惑をかけられ、フジテレビを辞めざるを得なくなった時に真っ先に相談に乗ってくれたのも彼です。その時のアドバイスが印象的で、『長谷川さん、今後しばらくの間、メディアから完全に姿を消した方が良い。その方がかえってブランド価値が高まる』と言っていました」

 自身の“雲隠れ”もブランディングの一環だったのだろうか。11月には「女性自身」の直撃に「(復帰について)立て直しをしている」と答えている。そして、今回のメディア復帰と相成った。

 TOKYO MXの番組担当者が語る。