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駒澤主将が監督に深々と礼を――箱根駅伝2018「TVに映らなかった名場面」往路編<br /><br />

駒澤主将が監督に深々と礼を――箱根駅伝2018「TVに映らなかった名場面」往路編

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【3区】中央学院のはちまきに書かれていた言葉

西本 つづいて3区。ネット上で話題になったのは中央学院大の横川巧選手のはちまきです。いつもははちまきに「中央学院」と書いてあるのですが、今回は何も書いてないと。

マニア これは、今大会の直前に、はちまきや手袋などに大学名を書くのは、大学の宣伝に当たるので禁止という通達がありまして、本人が自粛したのだと思われます。

西本 ただ、何も書いてないわけじゃなかったんです。「EKIDEN News」調べですが、横川選手のバックショットを拡大してみると、はちまきの後ろに自分の名前と“ジャイアントキリング”と書いてあることが確認できました。

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はちまきをよく見ると「ジャイアントキリング」の文字

 それとマニアさんがすごく期待していたのは、「湘南の暴れん坊」東海大・鬼塚選手の湘南エリアでの大爆走。

マニア 東海大は満を持して、鬼塚を3区に置いたと思うんですよ。

西本 関係者によると、鬼塚選手の調子は「走ってみないとわからない」タイプだそうで、ハマったときと、そうでないときがあるらしくて、今回は後者のパターンだったようですね。今回の箱根では、悪くはないんだけど、大爆走までいかなかった。いまひとつハマらなかったのが残念でしたね。