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大山 くまお
2018/01/13

池坊保子氏「モンゴル人は狩猟民族のDNA」発言の見識

一方、トランプはぶち切れ──今週の珍言・暴言・問題発言

安倍晋三 首相
「五輪は平和の祭典だ。変化を評価したい」

産経ニュース 1月7日

 安倍晋三首相は7日に放送されたNHKの番組で、北朝鮮が平昌五輪に参加する意向を示していることについて、「五輪は平和の祭典だ。変化を評価したい」と述べた。

 ところが安倍首相自身は「平和の祭典」には出席しないようだ。表向きは1月22日に召集予定の通常国会の日程があるためとするが、慰安婦問題の解決を確認した日韓合意について、文在寅政権が日本政府に新たな措置を求める姿勢を示したことを受けて判断したとされている。12日には記者団に対して「韓国側が一方的にさらなる措置を求めることは、全く受け入れることはできない」と公式に表明した(産経ニュース 1月12日)。このように韓国に対して言うべきことは言えばいいが、五輪が「平和の祭典」だと自分で言うなら、出席して外交に活かしたほうがいいんじゃないの? 政権内には安倍首相が訪韓し、日韓合意の順守を文氏に直接求めるべきだとの意見も根強くあるという(産経ニュース 1月11日)。ドナルドが行かないなら俺も行かない、ってこと?

平昌五輪の開会式はトランプ大統領と足並み揃えて欠席? ©雑誌協会代表

二階俊博 自民党幹事長
「『安倍さんのあとは安倍』と、そういうことを言っているので、それ以上、繰り返すことはないでしょう」

FNNニュース 1月5日

 プチ鹿島氏曰く「オモテに出てはいけないおじさん」の二階俊博氏が、新年最初の記者会見で今年秋に行われる自民党総裁選において、安倍首相の3選を支持する考えを改めて示した。二階氏は幹事長として総裁任期を2期6年から「連続3期9年」に延長することを主導し、安倍首相の次期総裁選への出馬を可能にした人物。二階氏の言動には今後も注目だ。

「オモテに出てはいけないおじさん」 ©三宅史郎/文藝春秋

小泉純一郎 元首相
「どの政党であれ、原発ゼロ、自然エネルギー推進に全力で取り組むのであれば、われわれは協力していきたい」

NHK NEWS WEB 1月10日

 小泉純一郎元首相と細川護熙元首相が国会内で記者会見を行い、ただちにすべての原発を廃止して、2050年までに自然エネルギーに全面的に転換するための法案の骨子を発表した。小泉氏は国会での審議に各党の協力を呼びかけていく考えを示し、立憲民主党や共産党がそれに応えている。

2014年「自然エネルギー推進会議」を発足し、会見に答える小泉純一郎と細川護熙 ©三宅史郎/文藝春秋

 一方、安倍政権は原発をはじめとするインフラ輸出を成長戦略の柱として掲げており、日立製作所が英国で進める原発事業についても、1兆1千億円にのぼる日本側の融資について政府系の日本貿易保険が全額を保証する方向で検討している。損失が発生すれば国民が負担する可能性もあるという(朝日新聞デジタル 1月11日)。

 小泉氏は「自民党が賛成しないのは当然だが、国会で議論になれば役所から情報が出てくる、ニュースになる、議事録にも残る。面白くなる」と強気の構えを見せているというが……はたしてどうなる?(『週刊文春』1月8日号)。