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「わろてんか」後半を支える濱田岳 演技の上手さが生んだ“妙な噂”

濱田の妻は9頭身美女・小泉深雪 ©文藝春秋

 吉本興業創業者・吉本せいを描いたNHK朝ドラ「わろてんか」。20%前後の視聴率をキープしたまま後半に入ったが、今回もキャスティングの巧みさが光る。

「前回の『ひよっこ』の竹内涼真(24)のようなイケメン枠に松坂桃李(29)と高橋一生(37)を起用し前半を盛り上げた。吉本芸人・藤井隆(45)と新喜劇のベテラン・内場勝則(57)はいいスパイスになっている」(放送記者)

 そんな中、注目度を増しているのが朝ドラ初出演の濱田岳(29)だという。

「主人公のてん(葵わかな 19)の親戚・風太役ですが、せいの実弟・林正之助がモデルと言われています。後半ではてんの夫・藤吉(松坂)が病死。代わっててんを支え、衝突しながらも吉本王国の基盤を築いていく中心人物になるでしょう。風太は仕事に熱く恋愛に不器用な男。前半はさほど重要な役ではなかったが、後半に向けてキーパーソンになりそうな気配を漂わせ、関心を高めるあたりが朝ドラの上手さです」(同前)

 その関心に応える演技力が濱田の真骨頂だ。

「10歳で俳優デビューし、数多くのドラマ、映画に出演。シリアスからコミカルな役までこなせる若手の本格派。3年前にはテレ東の『釣りバカ日誌』のハマちゃん役で主演を果たした。auのCMでの金太郎役で茶の間の人気も高く、タレント性も持ち合わせている」(テレビ関係者)

 演技の上手さが妙な噂を呼んだこともあった。

「火野正平(68)の若い頃に風貌が似ており、自然体の演技がそっくりということと、火野は芸能界きってのプレイボーイだったことから、隠し子説が出たこともありました(笑)。濱田自身はスキャンダルとは縁がなく、11年にモデルとデキ婚。身長160センチの濱田より妻が19センチも高いことが話題になりました」(芸能デスク)

 近年、朝ドラからステップアップする役者が多いが、濱田に対する期待も高まる。

「濱田の風太はハマり役。しっかりした演技が再認識され、評価は確実に上がった。事務所はNHKとのパイプも太いことから、近い将来、大河ドラマでも重要な役を担うとも言われています」(同前)

 強面が活躍する昨今の脇役陣だが、今年は癒し系の濱ちゃんが旋風を巻き起こすか。