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相澤 洋美
2018/02/02

警察官不採用からの挑戦 清掃班リーダーに抜擢された理由

東日本環境アクセスのプロフェッショナルたち #1

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リーダーに大抜擢され、やる気がさらに向上

 人懐こい笑顔とコミュニケーション能力の高さで、小林さんはどこへ行っても人気者だ。商業ビルの清掃担当をしていた時は、各ショップのスタッフや営業部の担当者はもちろん、ビルオーナーからも「小林さん」と名前を覚えてもらうようになった。持ち前の負けず嫌いで清掃スキルも磨いた小林さんは、「小林さんが担当してよ」と、名指しで仕事を受注することも増えた。社員になってすぐに、竣工したばかりの大きな商業ビルの清掃班リーダーを任されたのは、そんな小林さんの人柄と実力が認められた証だ。

床を洗浄する「手押し式洗浄機」を操作中の小林さん

 清掃班には、日中施設内をまわる「巡回清掃」と、毎日決まった清掃を行う「日常清掃」、オーバーホールや床洗浄などの「定期清掃」の3種類がある。リーダーになった小林さんには、契約社員やパートのシフトをそれぞれの作業に割り振り、契約書の仕様から「作業ダイヤ」を作成したり、現場責任者としてトラブル対応をこなしたり、清掃以外の業務が山積み。営業や現場支援も行いながら多業務をこなす姿は、さながらスーパーマンのようだ。

どんなに忙しくても、朝は必ず事務所に立ち寄り、デスクワークをこなしてから現場に出かけて行く

「指名仕事を増やしたい」が目標に

「自分が担当した場所がきれいになるのも嬉しいですけど、名指しで仕事をいただけるのは、励みになって嬉しい。もっと指名で仕事をいただけるようになりたいですね。営業や清掃でいろいろな場所に行けるのも、変化があって楽しいです」

 忙しくても笑顔を欠かさない小林さんは、持ち物にも強いこだわりを持つ。

「ビルオーナー様と会う機会もあるので、営業の時はきちんとした靴を履くようにしています。やっぱり、靴は大事だと思うので」

ピカピカに磨き上げられた靴で颯爽と歩く

 初めてのボーナスで買ったという時計は、これからの自分へのご褒美。

「時計を見る機会が多いので、奮発していいものを買いました。40代になったら、もうワンランク上の時計を身につけられる自分になりたい」

お気に入りの時計で時間を確認するたびに身が引き締まる