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通常国会“紙面チェック” 社会面にみる「朝日らしさ」

オンラインでは味わえない「記事並びの妙」

2018/02/02

 通常国会が22日からスタート。

 安倍首相の施政方針演説についてさっそく翌日の各紙は取り上げたが、もっとも面白かったのは「毎日新聞」の社説だった。タイトルは、

「挑発を抑えたのは前進だ」(1月23日)

1月23日 毎日新聞社説

毎日新聞は首相のどこを褒めたのか?

 一瞬「北朝鮮の挑発を抑えたの?」と思ったが、実はこれ安倍首相自身のことだった。以下、褒められた点を抜粋する。

《昨年までの演説では野党に対し「ただ批判に明け暮れ」などと挑発を繰り返してきた首相だが、今回はそれが影を潜めた。》

《首相は長期的な課題に与野党の枠を超えて取り組もうと呼びかけた。野党への挑発を抑えたのは前進だ。》

 社説の締めは、

《安倍首相が野党への挑発を抑え、国会軽視の姿勢を改める転機となるなら、大きな前進といえる。》(1月23日 毎日新聞13版)

 いや、これはすごい。

 一国の首相が国会軽視の姿勢を改めたことで「大きな前進」と言われているのだ。なんか衝撃!

オヤジジャーナルは「もりかけスパ」で大はしゃぎ

 各党の代表質問が始まるとあのフレーズが登場。

「もりかけスパ 懲りない麺麺」うまいこと言ってやった感あり

 オヤジジャーナルはここ最近「森友・加計学園・スパコン助成金詐欺」をまとめて「もりかけスパ」と書くのがお気に入りだが、「日刊スポーツ」は、

「もりかけスパ 懲りない麺麺」(1月25日)。

 ときた。それに対する首相の答弁については

「安倍首相 何食わぬ答弁」

 ここまでくると「うまい(美味い)」としか言えない。

 沖縄では米軍機の事故やトラブルが相次いでいる。そんななかこれ。

「松本内閣府副大臣 辞任 米軍ヘリ不時着でやじ」(産経新聞 1月27日)

 松本内閣府副大臣は沖縄県での米軍ヘリ不時着などをめぐり「それで何人死んだんだ」と言い放ったのだ。ヘリが飛ばずにヤジが飛んだ。