昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

EXILE HIROさん、北九州市を語る「映画を撮るならここ、最高の環境です」

「市制55周年 GO!GO!北九州市」特集

日本のエンタテインメントを支えてくれる「映画の街」

 
 

 映画『HiGH & LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』で初めてロケを行って以来、たびたび映画やミュージックビデオを撮影させていただいています。北九州市は市長さんはじめ皆さんで撮影を盛り上げてくれる、まさに「映画の街」なんです。ロケ地として素晴らしいのはもちろん、撮影隊の宿泊や食事も安心で、スタッフも演者もベストのコンディションで作品に入り込めるからすごくありがたい。こんな最高の環境で映像が撮れる場所はあまりないですよね。

 昨年撮影した『HiGH & LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』では、監督はじめ撮影スタッフが一カ月以上滞在してお世話になりました。フィルム・コミッションの方がロケハンの手伝いやアクションシーンの相談、それから映画の世界観を決定づけるような究極のロケ地を探して、撮影交渉までしてくれました。ラストシーンの舞台なんてセットで作ることはとうてい不可能です。だから僕は映画作りの人と話していると「北九州市すごいっすよ」って北九州市ロケをプッシュしてしまう。もう宣伝部長ですよ(笑)。

 次の映画もここで先日クランクアップしました。劇団EXILE×SABU監督の「jam」。演劇ユニット“劇団EXILE”の青柳翔、町田啓太、鈴木伸之の3人をメインとしたエンタテインメントストーリーです。僕がSABU監督に「北九州いいですよ」って勧めて、監督が足を運んで決めました。「協力体制が素晴らしい!」って。
 僕は立場的に直接行って指揮をとることはないのですが、映画づくりの現場の過酷さはよく知っているので、少しでもみんなに喜んでもらえればと、寒さをしのぐMA-1をスタッフに作って送ったり、24時間いつでも食べられる差し入れを日替わりで用意しています。

 日本は撮影の規制が厳しいので、海外でロケをしたこともありました。でも、いろんな意味でやっぱり国内で撮れたほうがいい。北九州市は我々の安全面の努力をきちんと認め、理解ある対応をしてくれます。おかげで『HIGH & LOW3』では日本映画初のアクションやカースタントが実現できて、海外でも高く評価されました。日本にもこんなすごいシーンを撮れる場所があると世界が知ることは、日本のエンタテインメントの可能性を高め、海外に発信していく力につながるはず。そういう場所が増えていけば嬉しいし、その先駆けの役割を果たしているのが北九州市だと思っています。

EXILEリーダー LDH創業者
EXILE HIROさん
EXILEリーダー LDH創業者
EXILE HIROさん

 EXILE HIRO/エグザイル ヒロ 1969年生まれ。90年、 ZOOの一員としてデビュー。99年、J  Soul Brothers結成、2001年にEXILEと改名し再始動。17年、LDH  WORLDのCCOに就任。パフォーマーの感性と経験を生かし、日本のエンタテインメントを世界に発信する活動を拡げている。