文春オンライン

伝説の「タラちゃん成長期」を知ってますか?

知って得するかはあなた次第「クイズ! 国民栄誉賞」

2018/02/18
note

 こんにちは。クイズ作家の古川です。

 去る2月13日、首相官邸で国民栄誉賞の表彰式が行われ、将棋棋士の羽生善治さん、囲碁棋士の井山裕太さんに同賞が贈られました。

井山裕太、安倍首相、羽生善治 ©時事通信社

羽生さんの寝癖を歌った曲といえば……

 このお2人、かなりの知名度があるだけあって、よくクイズの題材にもなります。羽生さんは最初に7冠を達成した頃に各メディアで取り上げられて、その際に寝癖をつけたままインタビューに答える様子が話題となりました。これを動物の「たてがみ」に例えた曲が、1996年にヒットした長山洋子さんの演歌『たてがみ』であることなどは、クイズフリークの皆様にはおなじみのトリビアですよね。

ADVERTISEMENT

羽生善治永世七冠 ©文藝春秋

 一方、井山裕太さんも2009年に「史上最年少の名人位獲得者」として話題になって以降、クイズの頻出項目に。今でこそ誰でも名前を知っている井山さんですが、当時は私もなかなかお名前を覚えられず、勝手に、井山さんが「いやぁ、まあ言うたら(=いやまゆうた)僕囲碁が強いですから」と言っているイメージで必死に覚えたものです。クイズ好きの手にかかると、有名人は言ってもいないセリフを言ったことにされてしまうのですね。たまったものではありません。

 さて、今回の授賞で日本の国民栄誉賞は個人・団体を含めて26例となりました。

 羽生さん、井山さん以前にも、多くの国民的スターが表彰を受けてきたわけですから、国民栄誉賞はクイズネタの宝庫と言っても過言ではありませんね。

 ということで、今回はこんな問題からです。

Q.国民栄誉賞受賞の第1号となった、1977年の受賞者は誰でしょう?

 全てはこの方から始まりました。皆さんもご存じ、日本が世界に誇るあのスターです!